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J-GLOBAL ID:201502255443825107   整理番号:15A0228433

無脊椎動物モデルのCaenorhabditis elegansを対象とした低濃度でのジブロモ酢酸ならびにN-ニトロソジメチルアミンによって誘導される様々な刺激作用

Low concentrations of dibromoacetic acid and N-nitrosodimethylamine induce several stimulatory effects in the invertebrate model Caenorhabditis elegans
著者 (3件):
資料名:
巻: 124  ページ: 122-128  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジブロモ酢酸(DBAA)ならびにN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)は,天然ならびに人為的発生源が存在し,環境中のあらゆる場所に分布する。それらは毒性および発癌物質に分類され,それらが脊椎動物に及ぼす影響について,様々な研究で評価されてきた。さらに,低濃度における全生物への影響や,無脊椎動物への影響については,情報が全く存在しない。そこで,無脊椎動物モデルとして,Caenorhabditis elegans(C.elegans)を対象に,比較的低濃度におけるこれらの化合物について調べた。生物学的試験(寿命,繁殖,体サイズおよび温度ストレス耐性)と,生化学的(前/抗酸化容量と脂質過酸化)ならびに生体分子学的分析(ストレス応答遺伝子の転写)を実施した。投与した濃度においては,毒性は示されなかった。その代わり,それらの物質は,寿命を延長させ,体長を増加させた。二つの生体異物はともに,酸化的ストレスあるいはDNAの損傷を引き起こさず,内分泌撹乱物質として作用した。C.elegansに及ぼす刺激作用は,おそらく,誘引された防御的ストレス応答の結果ではなかった。その代わり,多くのストレス応答遺伝子の転写の低下によって示される,「エネルギー節約モード」が,長命および成長のための付加的資源を提供することが考えられた。二つの物質はともに,高用量では毒性を有するが,本研究は,低濃度での試験の重要性や,それらの無脊椎動物への影響を強調するものであった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  有機化合物の毒性  ,  その他の汚染原因物質 

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