文献
J-GLOBAL ID:201502255518391582   整理番号:15A0613739

クローディン1を標的とするモノクローナル抗体によるヒト化マウスの持続性C型肝炎ウイルス感染の解消

Clearance of persistent hepatitis C virus infection in humanized mice using a claudin-1-targeting monoclonal antibody
著者 (40件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 549-554  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
C型肝炎ウイルス(HCV)感染は肝硬変および肝がんの主因である。HCVをはじめとする病原体の細胞への侵入はタイトジャンクション(TJ)タンパク質によって仲介されるが,これまでにTJタンパク質を標的とする治療が成功したという報告はない。我々はヒト肝細胞キメラマウスモデルを用いて,TJタンパク質「クローディン1」に特異的なモノクローナル抗体が慢性HCV感染を解消し,毒性も認められなかったこと示す。この抗体は,HCVの侵入,細胞間伝播,およびウイルスが誘発するシグナル伝達事象を阻害する。抗体治療がin vivoでHCV感染肝細胞を減少させたことから,慢性感染の持続には宿主の侵入因子による新規の感染が必要であることが明らかにされた。以上のとおり,我々は,ウイルス受容体を標的とする抗体で慢性ウイルス感染が治療されることを示し,TJタンパク質が抗ウイルス治療の標的となることを明らかにした。Copyright Nature Publishing Group 2015
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染免疫  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  細胞生理一般  ,  感染症・寄生虫症一般 

前のページに戻る