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J-GLOBAL ID：201502255880430243   整理番号：15A0321728

石油とガス生産からのVOC排出を予測する増大因子と減少因子の使用

Using growth and decline factors to project VOC emissions from oil and gas production

著者 (4件)： OSWALD Whitney (Utah Div. of Air Quality, UT, USA) ,  HARPER Kiera (Utah Div. of Air Quality, UT, USA) ,  BARICKMAN Patrick (Utah Div. of Air Quality, UT, USA) ,  DELANEY Colleen (Utah Div. of Air Quality, UT, USA)
資料名： Journal of the Air & Waste Management Association  (Journal of the Air & Waste Management Association)
巻： 65  号： 1  ページ： 64-73  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： H0011B  ISSN： 1096-2247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Unita盆地は米国ユタ州に位置し,石油と天然ガス生産による多量の炭化水素の堆積物が存在する。ユタ州の会社であるDivision of Air Quality(DAQ)は石油と天然ガス生産からの揮発性有機化合物(VOC)の排出を連邦法ならびに州法の制限内に削減する方法を模索していた。本論文では,生産プロセスにおける最大のVOC発生源を対象とした米国環境保護庁(EPA)の規制と新しい州法の効果を定量化した。解析では,(1)解析期間は2012~2018年の6年間,(2)基準年で使用中のプロセスは管理されていない,(3)特定の場所における生産量は年毎に減少し,VOC発生量も減衰する,(4)新しい石油生産が毎年増加するが,排出量は基準年の59%から99%に低下する,という前提条件を設けた。石油産出量のモデルとしてエネルギー情報局が提案したモデル,シフトシェア分析,過去の生産量の増加を外挿法で予測した生産量の変化に対して,石油タンクの排出削減(新しい規制へ対応)と古い井戸からの生産の減少を考慮して計算した結果,以下の結論を得た。この地域における年間の累積VOC発生量は規制に基づくVOCの管理を行うことにより,2012年の24383トン/年から2016年に21618トン/年まで減少する。この値はVOC管理を行わない場合の排出量約60000トン/年と比較して,大幅な削減である。提案方法は石油生産について述べているが,天然ガス生産へも適用可能である。

シソーラス用語： *石油 ,  天然ガス ,  *揮発性有機化合物 ,  規制 ,  大気汚染 ,  法規制 ,  米国環境保護庁 ,  予測モデル ,  アメリカ合衆国 ,  ユタ州 ,  炭化水素 ,  堆積物
準シソーラス用語： VOC【化合物】

分類 (4件)： 有害ガス調査測定  (SB03050T) ,  研究開発  (SA01040R) ,  政策・制度・組織  (UA01020X) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 石油 ,  VOC ,  予測 ,  因子