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J-GLOBAL ID:201502255900325816   整理番号:15A0649081

グリコーゲンの生合成ではなく,異化が植物宿主に対するFusarium oxysporumの病原性に影響を及ぼす

Glycogen catabolism, but not its biosynthesis, affects virulence of Fusarium oxysporum on the plant host
著者 (2件):
資料名:
巻: 77  ページ: 40-49  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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真菌病原菌Fusarium oxysporumにおけるグリコーゲン代謝の役割を調べた。グリコーゲン生合成に関与するグリコゲニンコードgnn1,グリコーゲンシンターゼコードgls1,およびグリコーゲン分枝酵素コードgbe1遺伝子を標的不活性化した。さらにグリコーゲン異化に関与するグリコーゲンホスホリラーゼコードgph1およびグリコーゲン脱分枝酵素コードgdb1遺伝子を欠失した。グリコーゲン貯蔵量は野生型株では純粋培養増殖時に着実に増加し,14日後にグルコース当量は1500μg/mg蛋白質まで到達した。グリコーゲン蓄積は生合成遺伝子欠失変異株では消滅したが,異化遺伝子に影響を与える単一および二重変異株ではそれぞれ20~40%または80%増加した。トマト植物感染時のグリコーゲン代謝遺伝子の転写レベルは,純粋培養中に観察された結果と同様接種後4日目にピークに達した。gdb変異株と野生型株間では栄養菌糸の融合能力に有意差が観察された。グリコーゲン代謝欠損単一変異株は,無脊椎動物モデルGalleria mellonellaにおいて類似レベルの病原力を示した。興味深いことに,gdb1の欠失は植物宿主に対する病原性を単一および二重変異株の背景で野生型と比較して最大40%減少させたのに対して,他の変異株は野生型レベルの病原力を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物感染の生理と病原性 

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