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J-GLOBAL ID：201502255953776518   整理番号：15A0429580

RhとRh⁺により触媒されたN₂OとCOとの循環反応機構に対する計算研究

Computational Study for the Circular Reaction Mechanisms of N₂O with CO Catalyzed by Rh and Rh⁺

著者 (2件)： LIN Ta-Sheng (Chung Yuan Christian Univ., Chungli, TWN) ,  CHEN Hsin-Tsung (Chung Yuan Christian Univ., Chungli, TWN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 1  ページ： 449-455  発行年： 2015年01月08日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Rhの二重項と四重項状態およびRh⁺の一重項,三重項と五重項状態により触媒されたN₂OとCOとの循環反応の機構をCCSD(T)/[SDD+6-311G(d)]レベルでのB3LYP/[SDD+6-311G(d)]ジオメトリの計算に基き検討した。最初の半反応Rh+N₂O→RhO+N₂はO原子の引き抜き経路で起こり,二重項と四重項共に発熱過程である。一方,Rh⁺+N₂O→RhO⁺+N₂はN-Oの挿入経路で進行し,これもいずれの状態に対しても発熱過程である。第二の半反応であるCOによるN₂Oの触媒還元はCOにRhOあるいはRhO⁺が付くことにより進行し,いずれの反応も極めて高い発熱性である。循環反応全体は多段階であり,中間体や遷移状態の,数種のより低い電子状態から構成されている。これらのより低い電子状態を予測した。

シソーラス用語： *ロジウム触媒 ,  *酸化二窒素 ,  *一酸化炭素 ,  *化学反応 ,  *計算化学 ,  二重項 ,  四重項 ,  一重項 ,  多重項 ,  計算 ,  発熱反応 ,  接触還元 ,  中間体 ,  遷移状態 ,  反応機構
準シソーラス用語： ab initio計算 ,  五重項 ,  *循環反応

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  反応工学,反応速度論  (XE01020M)

タイトルに関連する用語 (6件)： Rh ,  触媒 ,  N2O ,  CO ,  計算 ,  研究