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J-GLOBAL ID：201502256010813267   整理番号：15A0143154

景観生態学手法による中分解能衛星画像を用いた水と緑の景観パターンの相違がエコロジカルネットワークに与える影響-キツツキ科の小型種をキーストーン種とした5都市の比較-

The Effect of Differences in Landscape Pattern of Water and Green Give the Ecological Network by Landscape Ecology with Middle Resolution Satellite Images.-Comparison of the Five Cities where a Keystone Species of Small Species of Picidae-

著者 (2件)： 外村剛久 (法政大 大学院デザイン工学研究科) ,  宮下清栄 (法政大 デザイン工)
資料名： 環境情報科学  (Journal of Environmental Information Science)
号： 別冊  ページ： 77-82  発行年： 2014年12月02日 
JST資料番号： S0805A  ISSN： 0389-6633  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では中分解能衛星画像を用いて,欧州とアジアの5都市を対象に景観パターンの差異がエコロジカルネットワークの形成に与える影響を明らかにした。景観パターンは景観生態学的手法により水域と緑域の分布を把握,4つの指標を作成した。エコロジカルネットワークはキツツキ科の小型種を指標種として営巣環境及び採食環境の抽出を行った。エコロジカルネットワークにはパッチのつながり(隣接確率)及びパッチの分散(伝播性)が影響していることが示唆された。これは単に緑地・水域面積を増やすのではなく,コアや1次サテライトの面積程度の緑地を分散配置することも有効と考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *生態学 ,  景観 ,  都市景観 ,  リモートセンシング ,  *衛星利用画像 ,  分光計 ,  *ネットワーク ,  *景観生態学 ,  個体群生態学 ,  キツツキ目 ,  *生態系ネットワーク
準シソーラス用語： キツツキ類 ,  キツツキ ,  中分解能画像分光計 ,  *エコロジカルネットワーク

分類 (2件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (12件)：

• Gustafson, E. J. and Parker, G. R. (1992) Relationships between landcover proportion and indices of landscape spatial pattern, Landscape Ecology, Vol.7, No.2, 101~110.
• 一ノ瀬友博(2004)衛星データを用いた鳥類のための生態的ネットワーク構築手法の試み, 都市計画報告集, 2, 102~107.
• 小林優介 (2006) ラスターGIS を用いた森林の周縁部と内部の分析手法に関する研究. ランドスケープ研究, Vol.69, No.5, 781∼784.
• Li, H and Reynolds, J. F. (1993) A new contagion index to spatial patterns of landscape. Landscape Ecology, Vol.8, 155~162.
• Mackovcin, P. (2000) A multi-Level ecological network in the Czech Republic: Implementing the Territorial System of Ecological Stability. GeoJournal, Vol. 51(3), 211-220.

タイトルに関連する用語 (12件)： 景観生態学 ,  手法 ,  分解能 ,  衛星画像 ,  水 ,  緑 ,  景観パターン ,  相違 ,  エコロジカルネットワーク ,  キツツキ ,  キーストーン種 ,  都市