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J-GLOBAL ID：201502256230978380   整理番号：15A0292772

促進腐食試験における自動車用塗装鋼板の貫通腐食抵抗を評価するための適切な試料構成

An Appropriate Specimen Configuration for Evaluating the Perforation Corrosion Resistance of Automotive Coated Steel Sheets in Accelerated Corrosion Tests

著者 (5件)： MIZUNO Daisuke (JFE Steel Corp., Hiroshima, JPN) ,  HOSHINO Katsuya (JFE Steel Corp., Hiroshima, JPN) ,  OTSUKA Shinji (JFE Steel Corp., Hiroshima, JPN) ,  FUJITA Sakae (JFE Techno Res. Corp., Hiroshima, JPN) ,  HARA Nobuyoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 71  号： 1  ページ： 92-100  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車塗装鋼板の模擬試料としてすき間間隔の異なる点溶接された2つの型の重ね鋼板試料を用いて貫通腐食試験を行った。鋼板間のすき間が50μmより小さい構成の試料と300μmのすき間をもつ試料を用いた。両構成の試料に対し4種,即ち,電気亜鉛めっき,Niを含む亜鉛合金めっき,ガルバニール処理および溶融亜鉛めっきを行った。貫通腐食の評価にはとして塩水浸漬と乾燥を繰り返すSAE J2334 試験を採用した。塗装鋼板の耐貫通腐食性は重ね鋼板のすき間構成によって影響を受けることが判明した。すき間空間が大きく,従って未塗装面の大きな試料はすき間の小さな試料に比べ腐食進展挙動およびすき間内容液組成が異なる。その結果,亜鉛めっき鋼板の腐食は亜鉛合金めっき鋼板より加速される。貫通腐食に対してはめっき厚さが厚いほど効果的である。塗装材料を評価するためには,実際の自動車塗装鋼板の貫通腐食を模擬した適切な構成の試料を使うべきであると提案した。

シソーラス用語： *自動車用鋼 ,  *表面処理鋼板 ,  亜鉛めっき鋼板 ,  電気めっき ,  溶融めっき ,  合金化亜鉛めっき鋼板 ,  合金めっき ,  亜鉛合金 ,  ニッケル含有合金 ,  *耐食性 ,  *腐食試験 ,  *貫通 ,  *試験片 ,  点溶接 ,  面積 ,  比率 ,  間隙 ,  *試料調製 ,  サンプルの大きさ

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  自動車材料  (QG03080N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 促進 ,  腐食試験 ,  自動車 ,  塗装鋼板 ,  腐食抵抗 ,  評価 ,  試料