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J-GLOBAL ID:201502256232897701   整理番号:15A0707677

高分子複合材料における機械的補強材としての利用のための12品種のパイナップル葉繊維の比較研究

Comparative study of 12 pineapple leaf fiber varieties for use as mechanical reinforcement in polymer composites
著者 (8件):
資料名:
巻: 64  ページ: 68-78  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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植物繊維補強高分子複合材料は,非再生可能資源由来の材料の代替としての大きな可能性を有している。しかし,補強材として植物繊維が適切に利用されるためには,繊維の技術的特性と化学的,構造的および形態的特性との関係を十分に理解する必要がある。本研究において,パイナップル(Ananas属)の12品種の繊維を形態,構造,化学組成,機械的性質および熱的性質において調査した。高分子マトリックスや処理方法に依存するが,補強充填材としての全試料パイナップル葉繊維の潜在能力は,弾性係数37~86GPa,引張強さ629~1309MPa,開始酸化温度240~272°Cであることが示唆された。直接的相互関係は,ホロセルロースおよびセルロースの含有量やセルロース結晶化度等の繊維の熱や機械的性質と化学的特性の間で認められた。機械的性質とリグニン含有量および繊維束の直径との関係は反比例の関係であった。これらの相互関係は,高分子複合材料における機械的補強材として適切であるためのパイナップル葉繊維の開発におけるAnanas属の直接選抜および遺伝的育種計画の指標となることが明らかになった。したがって,今回の方法論は,高分子複合材料に用いた植物繊維グループにおける材料選抜に役立つことを目的として例示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
用途開発  ,  充填剤,補強材  ,  果樹  ,  農業廃棄物の利用 

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