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J-GLOBAL ID:201502256323741569   整理番号:15A0565715

蒸気爆発法を用いたイチジク葉からのフラボノイド抽出率の向上

Enhancement of flavonoids extraction from fig leaf using steam explosion
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  ページ: 1-6  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生物活性化合物の抽出に植物の構造が及ぼす影響に関する報告は少なく,それが内因的要素から見た抽出効率向上の研究が進まない原因となっている。そこで,本試験ではイチジクの無処理葉および蒸気爆発処理葉の構造特性を調べ,蒸気爆発処理がフラボノイド抽出に及ぼす影響を調べた。その結果,固液比が75mL/g-dryを超える場合の無処理葉では内部拡散がフラボノイド抽出の制限要素となっていることがわかった。そして,蒸気爆発法(0.2MPa・3分間)による前処理の後では,イチジク葉から抽出されたフラボノイドの収率は無処理葉よりも55.9%向上した。しかし,より強い蒸気爆発条件(0.4MPa・3分間)にしてもフラボノイド収率は高くならなかった。その理由は,恐らく前処理温度が高いとフラボノイド類が損傷を受けてしまうためであると考えた。さらに,水蒸気爆発処理をおこなったイチジク葉のフラボノイド抽出機構を示す有限反応モデルを提示し,本モデルは実際の抽出率と良く一致した。したがって,適度な水蒸気爆発による前処理は,抽出率向上のため新技術として有望であると考えた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  抽出  ,  抽出 
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