抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
BWR原子炉中の燃料棒周りの二相流の圧力損失解析に関して,燃料棒間隔が減ると,解析値が試験値よりも過大評価となることが知られていた。本研究は,多大な経費が必要な試験を実施することなく,燃料集合体形状から,単相流でのCFD解析を行い,摩擦損失係数およびスペーサ損失係数の評価を行い,その値から,二相流圧力損失を予測する手法を提案する。検証に用いた稠密バンドル形状(最大37本バンドル)は,三次元CADで再現した。結論として,提案手法が,各稠密バンドル全長における単相流での,摩擦圧力損失と,スペーサ圧力損失の和を,約10%精度で予測する可能性を示した。