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J-GLOBAL ID:201502256380872050   整理番号:15A0693056

塩分および溶存態有機炭素の両方がイガイ幼生の銅毒性に影響する:銅の存在形態または競合だけでは全てを説明することができない

Salinity and dissolved organic carbon both affect copper toxicity in mussel larvae: Copper speciation or competition cannot explain everything
著者 (10件):
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巻: 34  号:ページ: 1330-1336  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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海洋および汽水域環境における銅(Cu)毒性を予測することは,Cuの存在形態に対するアニオンの影響,生物配位子におけるCu2+と他のカチオンとの競合,および生物生理に及ぼす塩分の影響があるため,極めて困難な課題である。本研究では,ムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)の幼生のCu毒性に対する塩分および溶存態有機炭素(DOC)の複合影響を評価した。2つの統計モデルを開発して,Cu毒性,塩分および溶存有機質炭素との関係を解明するために用いた。溶存Cuに基づいた全てのモデルは,DOC濃度の増加と共にCu毒性が減少することを示し,Cu2+イオンのDOCとの錯体形成によってある程度は説明できた。これらのモデルは,また,塩分が増えると,Cu毒性(溶存CuまたはCu2+の活性度を用いてモデル化)が増すことを示し,イガイ幼生の生理機能における塩分負荷による変質を示唆した。Cuの体内負荷量に基づくと,これらモデルのどちらも,塩分またはDOCの影響を示さなかった。このことは,Cuの体内蓄積は,Cuの存在形態または競合に影響を与える水化学,およびCuの存在形態または競合における可能な生理学的変質または変化に拘わらず,Cu毒性のより堅実な予測因子であることを示す。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 

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