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J-GLOBAL ID：201502256401440732   整理番号：15A0342709

有機リン系農薬のためのアップコンバージョンナノ粒子ベースの蛍光共鳴エネルギー移動アッセイ

Upconversion nanoparticle-based fluorescence resonance energy transfer assay for organophosphorus pesticides

著者 (4件)： LONG Qian (Key Lab. of Chemical Biology and Traditional Chinese Medicine Res. (Ministry of Education), Coll. of Chemistry and ...) ,  LI Haitao (Key Lab. of Chemical Biology and Traditional Chinese Medicine Res. (Ministry of Education), Coll. of Chemistry and ...) ,  ZHANG Youyu (Key Lab. of Chemical Biology and Traditional Chinese Medicine Res. (Ministry of Education), Coll. of Chemistry and ...) ,  YAO Shouzhuo (Key Lab. of Chemical Biology and Traditional Chinese Medicine Res. (Ministry of Education), Coll. of Chemistry and ...)
資料名： Biosensors & Bioelectronics  (Biosensors & Bioelectronics)
巻： 68  ページ： 168-174  発行年： 2015年06月15日 
JST資料番号： D0173C  ISSN： 0956-5663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は,NaYF4:Yb,Erアップコンバージョンナノ粒子(UCNP)と金ナノ粒子(AuNP)との間の蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)に基づいた,有機リン系農薬のための新規ナノセンサについて報告する。その検出機構は,AuNPがUCNPの蛍光を消光することおよび,有機リン系農薬(OP)がアセチルチオコリン(ATC)のチオコリンへの加水分解を触媒するアセチルコリンエステラーゼ(AChE)の活性を阻害するという事実に基づいている。最適化された条件の下では,農薬濃度の対数はその阻害効率に比例していた。パラチオンメチル,モノクロトホスおよびジメトアートの検出限界は,それぞれ0.67,23および67ng/Lに達した。一方,このバイオセンサは良好な感度と安定性を示し,実際の食品サンプル中のOPに対する検出への適用に成功しており,大規模な臨床診断アッセイへの適用に潜在的な可能性を持つことを示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *有機リン系殺虫剤 ,  *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  消光 ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  薬理作用 ,  検出限界 ,  高感度 ,  安定性 ,  ナノ粒子 ,  ナトリウム化合物 ,  イットリウム化合物 ,  フッ素化合物 ,  イッテルビウム化合物 ,  エルビウム化合物 ,  *光ルミネセンス ,  *蛍光分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  無機酸エステル ,  芳香族ニトロ化合物 ,  フェノール類 ,  エノール ,  脂肪族アルコール ,  不飽和カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： アップコンバージョン ,  *アップコンバージョンルミネセンス ,  ナノセンサ ,  化学的阻害 ,  金ナノ粒子 ,  蛍光消光 ,  有機リン系農薬

分類 (1件)： 分光分析  (CC03012W)

物質索引 (3件)： ジメトアート ,  パラチオンメチル ,  モノクロトホス

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機リン系農薬 ,  アップコンバージョンナノ粒子 ,  蛍光共鳴エネルギー移動 ,  アッセイ