異なる組織由来のヒト間葉幹細胞への効率的なsiRNAデリバリのためのポリエチレンイミン被覆Fe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>ナノ粒子

ZHANG Dianbao; WANG Jing; WANG Zhe; WANG Rui; SONG Lina; ZHANG Tao; LIN Xuewen; SHI Ping; XIN Hongchuan; PANG Xining

文献

J-GLOBAL ID：201502256420052751 整理番号：15A0662712

異なる組織由来のヒト間葉幹細胞への効率的なsiRNAデリバリのためのポリエチレンイミン被覆Fe₃O₄ナノ粒子

Polyethyleneimine-Coated Fe₃O₄ Nanoparticles for Efficient siRNA Delivery to Human Mesenchymal Stem Cells Derived from Different Tissues

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資料名：
巻： 7 号： 6 ページ： 1058-1064 発行年： 2015年06月
JST資料番号： W2374A ISSN： 1947-2935 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

間葉幹細胞(MSC)は再生医療などの分野で有望視されている治療アプローチであり,その非ウイルス性ベクターによる遺伝的改変は応用範囲を大きく広げると予想される。本研究では,ポリエチレンイミン被覆Fe₃O₄ナノ粒子による種々の組織由来のヒトMSCへのsiRNAデリバリの効率を検討した。同ナノ粒子は良好なsiRNAカプセル封入効率を示し,これによりsiRNAが血清中で安定化された。骨髄と脂肪と羊膜由来のMSCに,GAPDHのsiRNAを,ナノ粒子を用いてトランスフェクションした。4ng/mlのナノ粒子とナノ粒子/siRNA重量比が4の条件で高いトランスフェクション効率と低い毒性が得られ,サイレンシング効果は60%以上だった。ナノ粒子は細胞にエンドサイトーシスで取り込まれた。以上の結果は本ナノ粒子がMSCへの遺伝子デリバリに有用であることを示唆する。

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遺伝子操作

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異なる組織由来のヒト間葉幹細胞への効率的なsiRNAデリバリのためのポリエチレンイミン被覆Fe3O4ナノ粒子

異なる組織由来のヒト間葉幹細胞への効率的なsiRNAデリバリのためのポリエチレンイミン被覆Fe₃O₄ナノ粒子