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J-GLOBAL ID：201502256442405798   整理番号：15A0490397

アダマンチル基を側鎖に有するエチルセルロースの液晶形成挙動

著者 (2件)： 平田拓真 (京大 大学院) ,  西尾嘉之 (京大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.K18-07-1400  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,エチルセルロース(EC)の残存水酸基にアダマンチル基を導入し,嵩高い置換基が液晶相構造に及ぼす影響を調査することを目的としている。エチル置換度が2.5のECを出発として合成したアダマントイルEC(Ad-EC)は,クロロホルム(CHCl₃),酢酸(AA),およびジクロロ酢酸を溶媒とした濃厚溶液系でコレステリック液晶を形成した。いずれの濃厚溶液系においても,Ad-EC濃度の上昇に伴って螺旋周期が減少した。また,アダマンチル置換度の増加に伴って右向きに捩れる力が増大し,CHCl₃およびAA系ではコレステリック相構造における螺旋の旋回方向が左巻きから右巻きへと反転した。一方,温度効果に注目すると,温度の上昇に伴って,溶媒種やセンスに関わらず左向きに捩れる力が増大することが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *エチルセルロース ,  *液晶 ,  *コレステリック相 ,  温度依存性 ,  溶媒 ,  シクロアルカン ,  架橋化合物 ,  アルキル基 ,  置換基効果 ,  濃度依存性 ,  側鎖 ,  置換率 ,  螺旋 ,  相転移 ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン ,  脂肪酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  薬物
準シソーラス用語： アダマンタン誘導体 ,  エチル基 ,  液晶相転移

分類 (3件)： その他の液晶  (BK03030H) ,  多糖類  (CF10054P) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (3件)： クロロホルム ,  酢酸 ,  ジクロロ酢酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 側鎖 ,  エチルセルロース ,  液晶 ,  挙動