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J-GLOBAL ID:201502256498290730   整理番号:15A0322508

鉄およびニッケル基ナノ結晶合金の機械的特性に及ぼす焼鈍の影響

Influence of annealing on the mechanical property of iron- and nickel-based nanocrystalline alloys
著者 (3件):
資料名:
巻: 627  ページ: 139-144  発行年: 2015年03月11日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塑性変形を施した粗粒金属材料では,回復焼鈍処理により貯蔵転位が消失するために強度が大幅に低下する。それとは対照的に,その後の結晶粒成長は僅かな低下で済む。著者等は,重塑性変形法-メカニカルアロイング法で調製した焼鈍処理ナノ結晶鉄およびニッケル基合金の強度が全く逆の変化を示す事を発見した。回復段階で,ミクロ硬度は殆ど一定値を示し,結晶粒成長直前では結晶粒界に溶質が偏析するためにむしろ僅かな増加傾向さえ現れた。著者等の実験結果から,主に転位双極子を形成する転位がメカニカルアロイングナノ結晶合金の結晶粒内部に貯蔵されてミクロ硬度に影響を及ぼさない事が明らかになった。結晶粒成長段階では,結晶粒成長に伴ってミクロ硬度が低下した。また炉冷ナノ結晶合金のミクロ硬度は,空冷ナノ結晶合金のそれより高く,この事実も結晶粒界偏析がナノ結晶合金のミクロ硬度に影響を及ぼす事を裏付けた。本実験結果から,変形および焼鈍処理したナノ結晶合金の強度決定因子は,結晶粒内部の貯蔵転位よりも結晶粒径および結晶粒界構造の方が優る事が示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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組織的硬化現象 
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