文献

J-GLOBAL ID：201502256523063263   整理番号：15A0682294

非線形最適制御のクラスに対する再帰的置換法

A Recursive Substitution Method for a Class of Nonlinear Optimal Control Problems

著者 (1件)： OHTSUKA Toshiyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration  (SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration)
巻： 8  号： 3  ページ： 189-194  発行年： 2015年05月31日 
JST資料番号： L7831A  ISSN： 1882-4889  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 離散時間システムの合理的クラスを含む有限地平線最適制御問題を解く方法を提案した。各時点での未知主脈(costates)に対する代数方程式のシーケンスは,最適条件でマッピングの再帰的置換を適用して,端末状態から始まり後方に構成される。この再帰的置換は,遷移行列を用いた有限地平線線形二次制御への古典的な解決策の一般化と見なすことができる。この主脈に対する代数方程式により定義された局所的最適状態フィードバック法の存在と一意性は,最適のための二次十分条件が公称軌道に沿って保持されるかどうか,保証することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *最適制御 ,  方式 ,  置換 ,  *離散時間系 ,  *代数方程式 ,  *状態推移行列 ,  十分条件 ,  *一意性
準シソーラス用語： *再帰的方式 ,  *状態遷移行列 ,  *遷移行列 ,  *非線形最適制御 ,  非線形離散時間システム ,  *離散時間システム

分類 (1件)： システム設計・解析  (IA02030D)

引用文献 (32件)：

• [1] A.E. Bryson, Jr.: Optimal control — 1950 to 1985, IEEE Control Systems Magazine, Vol. 16, No. 3, pp. 26-33, 1996.
• [2] R.E. Kalman: Contributions to the theory of optimal control, Boletin de la Sociedad Matematica Mexicana, Vol. 5, pp. 102-119, 1960.
• [3] B.D.O. Anderson and J.B. Moore: Optimal Control, Prentice Hall, 1989.
• [4] A.E. Bryson, Jr. and Y.-C. Ho: Applied Optimal Control, Hemisphere, 1975.
• [5] E.G. Al'Brekht: On the optimal stabilization of nonlinear systems, Journal of Applied Mathematics and Mechanics, Vol. 25, No. 5, pp. 1254-1266, 1961.

タイトルに関連する用語 (3件)： 非線形最適制御 ,  クラス ,  置換法