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J-GLOBAL ID:201502256565980797   整理番号:15A0492490

水硬性石灰-ポゾランコンクリートの環境への信任状

The environmental credentials of hydraulic lime-pozzolan concretes
著者 (6件):
資料名:
巻: 93  ページ: 26-37  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,水硬性石灰-ポゾランコンクリートの,同一の28日圧縮強度を持つポートランドセメントベースのコンクリートと比べた圧縮強度,製造に伴うCO2,製造に伴うエネルギー,ならびに,結合強度について考察する。約50MPaの28日立方体強度と20GPaの弾性係数を持つ石灰-ポゾランコンクリートの製造は,現代の構造等級の水硬性石灰-ポゾランコンクリート製造の実現可能性を証明した。更に,水硬性石灰-ポゾランコンクリートの2つの鉄筋コンクリート梁の作製と試験は,ポートランドセメントコンクリートと類似した仕上り外観と曲げ挙動を持つ構造部材の製造の可能性を証明した。本稿は,低炭素型セメントについての本産業全体の研究の文脈における,この新しい資材の技術的進歩の価値について考察する。本稿に報告された研究結果は,アルミノケイ酸塩副産物-具体的には,高炉スラグ微粉末とシリカヒューム-と天然の水硬性石灰を組合せた使用が,環境影響の低減を可能にするが,その低減が未来志向で,しかも分析の境界に非常に依存することを明らかにする。高炉スラグ微粉末とシリカヒュームの製造の2次影響のみを考察する場合,これら3つの組合せが,33MPaの28日立方体強度と製造に伴う95kgCO2/m3-同一の強度を持つCEMIコンクリートよりも64%小さく,CEMIII/Aコンクリートよりも41%小さい-とを持つ石灰-ポゾランコンクリートをもたらすことを認めた。質量と経済的配分の両方は,然しながら,シリカヒューム,従って,また,このポゾラン付加を含む水硬性石灰-ポゾランコンクリートの環境への信任状に非常に決定的な影響を与えることが示された。どのような新しい資材のメリットの評価,または,比較が,技術的性能だけを用いてはできないことが認められた。本稿は,この新しい結合材の個々の構成物質の製造,環境影響,ならびに,長期の利用可能性に焦点を合わせ,商業的文脈におけるこの新しいセメントシステムの再生産の実現可能性と望ましさについての重要な問題を扱う。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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モルタル,コンクリート  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (3件):
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