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J-GLOBAL ID：201502256656522163   整理番号：15A0227964

生体試料中の塩基性薬剤の定量のための電気膜抽出性能の新たな強化方法としての非イオン界面活性剤の適用

Application of nonionic surfactant as a new method for the enhancement of electromembrane extraction performance for determination of basic drugs in biological samples

著者 (2件)： HASHEMINASAB Kobra Sadat (Dep. of Pure Chemistry, Fac. of Chemistry, Shahid Beheshti Univ., G. C., P.O. Box 19396-4716 Tehran, IRN) ,  FAKHARI Ali Reza (Dep. of Pure Chemistry, Fac. of Chemistry, Shahid Beheshti Univ., G. C., P.O. Box 19396-4716 Tehran, IRN)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1378  ページ： 1-7  発行年： 2015年01月23日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,電気膜抽出性能の強化のための非イオン界面活性剤の利用をはじめて報告する。供与体溶液中の非イオン界面活性剤の存在は,イオン性検体の担持液体膜中の効率的な移動を促進する。生体試料からの塩基性薬剤の抽出に,界面活性剤支援電気膜抽出とキャピラリー電気泳動を組み合わせて用いた。抽出効率に影響するパラメーターを調べて本法を最適化した。最適な抽出は,担持液体膜としての2-ニトロフェニルオクチルエーテル,駆動力としての125V,及び供与体溶液と受容体溶液としてのpH5.0と1.0の0.2mMのTriton X-100で行った。平衡抽出条件は,1000rpmの撹拌下で20分後に得られた。最適実験条件下で,すぐれた検出限界(0.90~2.42ngmL^-1),直線性(R²>0.9995),及び抽出の繰り返し性(n=5,RSD,4.4%以下)が得られた。最後に,毛髪と尿試料を含む生体試料中の薬物のモニタリングに本法が適用され,満足される結果が得られた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 定量分析 ,  薬剤分析 ,  生体試料 ,  *非イオン界面活性剤 ,  *薬物 ,  キャピラリー電気泳動 ,  効率 ,  最適化 ,  検出限界 ,  線形性 ,  測定精度 ,  標準偏差 ,  頭髪 ,  尿中排泄 ,  患者監視 ,  薬物動力学 ,  *エレクトロマイグレーション
準シソーラス用語： パラメータ最適化 ,  *塩基性薬剤 ,  繰返し性 ,  相対標準偏差 ,  抽出効率 ,  *膜抽出 ,  薬物モニタリング

分類 (3件)： 有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H) ,  抽出  (CC01040H) ,  生物薬剤学(臨床)  (GY01022L)

物質索引 (1件)： 2-ニトロフェニルオクチルエーテル

タイトルに関連する用語 (6件)： 生体試料 ,  塩基性薬剤 ,  定量 ,  電気膜抽出 ,  強化 ,  非イオン界面活性剤