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J-GLOBAL ID:201502256686303954   整理番号:15A0538070

アルカリ前処理したポプラ加工残渣の固体嫌気性消化のスタートアッププロセスの速度向上,プロセス安定性強化,ならびにメタン含有量および収率の改良のための土壌特性の利用

Using the properties of soil to speed up the start-up process, enhance process stability, and improve the methane content and yield of solid-state anaerobic digestion of alkaline-pretreated poplar processing residues
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資料名:
巻:号: Jan (2015)  ページ: 7:160 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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固体嫌気性消化(SS-AD)は都市ごみの処理に最初に適用された。最近,SS-ADは農業残渣および林業残渣などリグノセルロース系バイオマスを処理するのに適用が増している。しかし,SS-ADプロセスの研究は少ない。アルカリ前処理したポプラ加工残渣(PPRs)のSS-ADのプロセス性能とメタン収率を,緩衝能および栄養所要量など土壌特性を使用して研究した。ポプラのリグノセルロース構造はNaOH前処理によって効果的に変化することを,走査電子顕微鏡およびFourier変換赤外分光分析によって示した。スタートアップは顕著に加速して,プロセス安定性は強化された。NaOH処理後に,最大メタン収率(96.1L/kg揮発性固体(VS))がポプラ加工残渣対土壌(P-S)比率2.5:1で得られ,PPRs(74.0L/kg VS)およびNaOH前処理無し(70.6L/kg VS)よりもそれぞれ29.9%および36.1%大きかった。定常状態において,P-S比2.5:1によるメタン含有量の増加はPPRsよりも50.9%大きかった。全固形物および揮発性固形物の分解はそれぞれ19.3~33.0%および34.9~45.9%の範囲であった。セルロースおよびヘミセルロースの最大低減率はそれぞれ52.6%および42.9%で,最大メタン収率と一致した。NaOH前処理による最大メタン収率のT80(消化時間)はPPRsよりも11.1%短かった。NaOHによる前処理と土壌の添加はPPRsのSS-ADのプロセス性能とメタン収率を著しく改良した。NaOH前処理によるリグノセルロース構造の変化はメタン収率を増大した。実用化のために,土壌添加によるSS-ADは便利で,経済的で,実用的な技術である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  農業廃棄物の利用 
タイトルに関連する用語 (15件):
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