文献
J-GLOBAL ID:201502256835654897   整理番号:15A0357821

多核拡散NMR分光法とDFTモデリング 金属置換ポリオキソ金属酸塩を触媒とするリン酸エステル結合加水分解の機構解明に向けた強力な組合せ

Multinuclear Diffusion NMR Spectroscopy and DFT Modeling: A Powerful Combination for Unraveling the Mechanism of Phosphoester Bond Hydrolysis Catalyzed by Metal-Substituted Polyoxometalates
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号: 11  ページ: 4428-4439  発行年: 2015年03月09日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
pD6.4で,ZrIV置換Keggin型ポリオキソ金属酸塩(Et2NH2)8[{α-PW11O39Zr(μ-OH)(H2O)}2]・7H2O (ZrK2:2)存在下,DNAモデル基質ビス(4-ニトロフェニル)ホスファート(BNPP)のリン酸エステル結合の加水分解向け詳細機構を提案した。pD6.4での低温31P DOSYスペクトルは,純粋な水溶液中ZrK2:2と迅速な平衡下のZrK1:1存在の始めての実験証拠を与えた。更に,理論計算では,溶液中の可能な活性種としてのZrK1:1形態を同定した。加水分解と関わる反応中間体を,1H/31P NMR研究(EXSYとDOSY NMRを含む)により同定し,DFT計算により裏付けた。この実験と理論検討は,4つの中間体種の構造決定を可能にしたが,開始化合物BNPP,ニトロフェニルホスファート(NPP),最終生成物ホスファート(P)はZrK1:1へと配位した。提案反応機構では,BNPPは,先ず,単座配位でZrK1:1へと配位し,BNPPの最初のリン酸エステル加水分解とNPP生成をもたらした。EXSY NMR研究では,NPPとZrK1:1の二座配位錯体は,単結合と遊離NPPと平衡にあることを示した。続いて,NPP加水分解は,単結合形態と平衡にあるPをもたらした。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (7件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の高分子の反応  ,  第6族,第7族元素の錯体  ,  錯体のNMR  ,  分子の電子構造  ,  有機りん化合物  ,  加溶媒分解  ,  反応速度論・触媒一般 

前のページに戻る