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J-GLOBAL ID：201502256920066988   整理番号：15A0321561

チタン添加を用いたSi-Mnキルド鋼の介在物改変

Inclusion Modification in Si-Mn Killed Steels using Titanium Addition

著者 (4件)： THAPLIYAL Vivek (Materials Sci. and Engineering, Missouri Univ. of Sci. & Technol.) ,  KUMAR Abhishek (Materials Sci. and Engineering, Missouri Univ. of Sci. & Technol.) ,  ROBERTSON David (Materials Sci. and Engineering, Missouri Univ. of Sci. & Technol.) ,  SMITH Jeffrey (Materials Sci. and Engineering, Missouri Univ. of Sci. & Technol.)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 55  号： 1  ページ： 190-199 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低合金化Si-Mnキルド鋼へのチタン(Ti)添加による介在物の改変を検討した。改変された介在物の形成は,介在物数と化学を測定することにより調べた。Mn-Si-Al-S-O系介在物は,フェロチタン(FeTi)の添加が行われたため,Si-Mn脱酸素した後,鋼中に観察した。鋼や介在物とTi添加による改変との間の平衡を検討するため,熱化学ソフトウェア(FactSage)を使用した。鋼中の介在物数と化学をFeTiで添加後の異なる時間間隔で測定した。MnO-SiO₂含有物は,介在物中のMnとSiの両方をTiで置き換わることでTiO₂-MnO-SiO₂系介在物に改変した。介在物からのSi除去は,Mnに比べより顕著であった。より多くのFeTiが鋼に添加されると,介在物中のMn及びSi含有量が減少した。さらなるFeTi添加すると,AlとMn含有量が10%未満と5%未満Si含有量のTi系介在物を形成した。またMnS介在物が鋼中に観察され,凝固時の偏析の結果として形成された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *キルド鋼 ,  ケイ素含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  *介在物 ,  *改質 ,  フェロアロイ ,  硫化マンガン ,  偏析
準シソーラス用語： フェロチタン

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  製鋼  (WD01060A)

タイトルに関連する用語 (6件)： チタン ,  Si ,  Mn ,  キルド鋼 ,  介在物 ,  改変