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J-GLOBAL ID:201502257190597709   整理番号:15A0674996

軸方向柔組織木部細胞増殖はPinus canariensisの帯状幹の創傷閉鎖の重要段階である

Proliferation of axial parenchymatic xylem cells is a key step in wound closure of girdled stems in Pinus canariensis
著者 (7件):
資料名:
巻: 15  号: Feb  ページ: 15:64 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:火災,草食,岩石衝突などで発生する創傷は光合成貯蔵および/または管組織の直接的消失に帰結する。加えて,それらには曝露された内部からの脱水や真菌および他の病原体による感染の要因となる他の傷害が誘起するかもしれない。そのような損傷を成功裏に克服するには,植物は分裂組織を再構築するか,または新規に分化せねばならず,創傷を覆い,管結合を回復する新規創傷組織を形成する。結果:高い創傷回復能力のためモデル種としてPinus canariensisを用い,剥皮及び維管束形成層損傷後の針葉樹の解剖学的生長応答を解析した。被子植物樹木種とは逆に,本プロセスは創傷表面増殖ではなく,損傷維管束形成層より開始,駆動されていた。表面と創傷端に対するそれらの位置と関連し,形成層細胞の分裂変化と変換がみられ,無秩序外傷性木部が形成された。剥皮後にカラム様構造の形成もみられ,軸方向樹脂管と関連した木部実質細胞増殖による一部形成が確認された。結論:針葉樹に典型的な創傷表面の豊富な樹脂形成は日和見感染真菌や昆虫に対する効果的バリアとなるが,それは表面からの直接的な治癒プロセスも妨害する。このため,創傷停止は創傷境界から主に開始せねばならず,ずっと遅いプロセスであり,非常にしばしば長年にわたり完了しないままである。本研究は環状剥皮P.canariensisにおいて創傷封止を促進するカラム様構造形成のための内部実質細胞増殖も初めて記述した。治癒端またはカラム様構造表面における不規則性は無秩序管組織形成の結果となり,それらの将来的機能を損ない,維管束形成層における適切な極性の迅速な回復によりそれを克服しなければならない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  発生,成長,分化 

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