文献
J-GLOBAL ID:201502257452538148   整理番号:15A0680011

アシル-CoA脱水素酵素は脂肪酸を隔離することにより熱適応を駆動する

Acyl-CoA Dehydrogenase Drives Heat Adaptation by Sequestering Fatty Acids
著者 (10件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 1152-1163  発行年: 2015年05月21日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細胞は,脂質不飽和化と膜流動性のレベルを調節することにより温度変化に適応する。この基本的課程はほぼすべての形の生命で生じるが,真核生物におけるその機序は不明である。著者らは,進化的に保存されたCaenorhabditis elegans遺伝子であるacdh-11(アシル-CoA脱水素酵素[ACDH])遺伝子が,脂質不飽和化酵素FAT-7を制御することにより熱適応を促進することを発見した。ヒトACDH欠失は,最も多く見られる遺伝性疾患,脂肪酸酸化の原因となり,症状は異常高熱によって悪化する。熱はacdh-11発現を上方制御してfat-7発現を低下させる。著者らは,ACDH-11の高解像度結晶構造を解析し,C11/C12鎖脂肪酸への選択的高親和性結合の分子機序を立証する。ACDH-11はC11/C12鎖脂肪酸を隔離してこれらの脂肪酸による核ホルモン受容体の活性化とfat-7の発現起動を防ぐ。したがって,ACDH-11経路は温度変化を脂質不飽和化酵素レベルの制御と前例のない脂肪酸シグナル伝達様式を介した膜流動性に結び付けることによって熱適応を引き起こす。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生体膜一般  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る