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J-GLOBAL ID：201502257806314528   整理番号：15A0555672

Ti(a⁵F_J) + O₂ → TiO(A³Φ, B³Π, C³Δ) + Oの交差ビーム速度マップイメージング法によって調べた励起状態反応動力学

Excited state reaction dynamics of Ti(a⁵F_J) + O₂ → TiO(A³Φ, B³Π, C³Δ) + O studied by a crossed-beam velocity map imaging technique

著者 (2件)： HONMA Kenji (Graduate School of Material Sci., Univ. of Hyogo, 3-2-1 Kohto, Kamigori, Hyogo, JPN) ,  TANAKA Yuhki (Graduate School of Material Sci., Univ. of Hyogo, 3-2-1 Kohto, Kamigori, Hyogo, JPN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 15  ページ： 154307-154307-7  発行年： 2015年04月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 励起状態にある気相チタンと酸素分子の酸化反応Ti(a⁵F_J) + O₂ → TiO(A³Φ, B³Π, C³Δ) + Oを,交差ビーム速度マップイメージング法によって,14.3 kJ/molの衝突エネルギーで調べた。準安定励起のTi, Ti(a⁵F_J)は光学ポンピング法で生成し,反応生成物は単一光子イオン化とそれに続く飛行時間質量分析,および2次元検出法で検出した。3つの波長を選んで,電子励起TiO^*, TiO(A³Φ, B³Π, C³Δ)をイオン化した。時間でスライスしたイメージを測定し,TiO^*の角度および速度分布を定量した。3つのすべてのイオン化波長で,角度分布は,横方向への強度が低い,前方-後方対称性を示した。速度分布は,生成物への統計的エネルギー分画に基づく分布によって表現した。これらの結果は,長寿命の中間体を介してTi(a⁵F_J)がTiO(B)とTiO(C)を生成するように進行することを示唆し,以前の化学ルミネセンス研究で提案された機構を確認できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *チタン ,  酸化チタン ,  交差ビーム分光法 ,  画像処理 ,  励起状態 ,  動力学 ,  *反応速度論 ,  *酸素 ,  *二原子分子 ,  酸化 ,  光ポンピング ,  レーザ脱離質量分析 ,  角分布 ,  速度分布 ,  対称性 ,  衝突エネルギー ,  共鳴多光子イオン化分光法 ,  *酸素分子 ,  励起状態動力学 ,  TOF-MS
準シソーラス用語： イメージング ,  励起状態ダイナミクス ,  *反応動力学 ,  酸化反応 ,  光学ポンピング ,  飛行時間質量分析 ,  角度分布 ,  REMPI

分類 (2件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  無機化合物の可視・紫外スペクトル(分子)  (BH06042M)

タイトルに関連する用語 (7件)： Ti ,  O2 ,  C3 ,  交差ビーム ,  速度マップイメージング ,  励起状態 ,  反応動力学