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J-GLOBAL ID:201502257985724741   整理番号:15A0459489

鹿児島湾若尊火口と周辺での熱流量分布

Heat Flow Observations in and around Wakamiko Crater in Kagoshima Bay, Kyushu, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 13-26  発行年: 2015年01月25日 
JST資料番号: F0489B  ISSN: 0388-6735  CODEN: NCGAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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姶良カルデラは鹿児島湾奥にあり,桜島を除いてその大部分が海中に没している。筆者らは,その一部を成す若尊火口とその周辺で熱流量観測を行い,姶良カルデラの熱構造を推定した。測定は,海底堆積物中に3~7m長の測定槍を貫入させ温度勾配を測定する方法であり,93地点において結果を得た。測定地点の水深は103~202mである。また,12地点のコア試料に対して熱伝導率を測定し,0.73~1.07W/m/Kのデータを得た。一方,長期間にわたって海洋底水温を観測し,底層水温変動と堆積作用による熱流量測定値への影響の補正を行った。得られた熱流量分布は,局所的な高い値を別にして,火口内で約80~110mW/m2を示し,火口中心から周辺に向かって低減する傾向を持ち,平均値は100mW/m2となった。高熱流量地点は,熱水流体移動に伴ったものと考えられる。
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分類 (1件):
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地球熱学,火山物理学 
引用文献 (35件):
  • 荒牧重雄(1969) 鹿児島県国分地域の地質と火砕流堆積物.地質学雑誌, 75, 5, 425-442.
  • Aramaki, S. (1984) Formation of the Aira Caldera, southern Kyushu, ~22,000 years ago. Journal of Geophysical Research, 89, B10:8485-8501.
  • Carslaw, H. S. and Jaeger, J. C. (1959) Conduction of heat in solid, 2nd edition. Oxford Univ. Press., New York, 510p.
  • 茶圓正明・市川洋(1984) 鹿児島湾奥牛根海域における夏季と海峡の物質拡散.水産海洋研究会解放, 46, 1-8.
  • 江原幸雄・湯原浩三・重松暁(1980) 海底カルデラにおける熱流量測定(序報).火山, 2, 25, 2, 51-61.
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