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J-GLOBAL ID:201502258712018840   整理番号:15A0547648

リウマチ性疾患患者に臨床現場で用いられる量での尿中のメトトレキサートの検出と定量のためのHPLC-SRM-MS方法:アドヒアランスの見込みのある手段

A HPLC-SRM-MS based method for the detection and quantification of methotrexate in urine at doses used in clinical practice for patients with rheumatological disease: a potential measure of adherence
著者 (6件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 1981-1987  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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関節リウマチ(RA)は,重大な障害と平均寿命の低下の原因となる一般的な自己免疫疾患である。毎週,葉酸拮抗薬メトトレキサート(MTX)の低用量(5-25mg)の投与は,RAの一次治療である。しかし,MTXへのアドヒアランスの真の歩合は不明である。これは,1つには低用量MTXのアドヒアランス定量に現在利用できる生化学的試験法がなく,用いるアドヒアランス測定法が異なるせいである。MTXの測定の一般的方法は,高用量療法患者における免疫アッセイが含まれるが,これらのアッセイは,MTX代謝産物と交差反応し,低用量のMTXに対するアドヒアランスを測定するのに必要な感度を欠いている。HPLC-SRM-MS(選択反応モニタリング質量分析法)は改善された特異性,最小の交差反応,より高感度であるなど,イムノアッセイにいくつかの理論的な利点を持っている。本研究の目的は,診療所での低用量MTXのアドヒアランスを監視するツールとして,尿中のMTXおよびその主要代謝物7-OH-MTXを測定するアッセイ法を開発することである。コンセプトの証明として,RAの4参加者からの尿サンプルを直接観察し,治療後に測定した。本アッセイは,低キャリーオーバーと高い室内精度であり,既報告のイムノアッセイに比べ感度の改善が認められた。参加者のサンプルにおいて,投与後,最大105時間まで尿中MTXを測定可能であり,そして7-OH-MTXは投与後,最大98時間まで検出可能であったので,本法は治療のアドヒアランス測定に適している。本アッセイは,最小限のサンプル調製と,最小限のセットアップの検討により,他の研究室でも採用できる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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液体クロマトグラフィー  ,  質量分析  ,  薬物の分析 
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