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J-GLOBAL ID：201502258801378583   整理番号：15A0744611

超音波振動援用切削における被削材内部の応力分布変動の可視化

High-speed Capturing of Stress Distribution of Workpiece Under Ultrasonically Assisted Cutting Condition

著者 (2件)： 磯部浩已 (長岡技術科学大学) ,  山口千尋 (長岡技術科学大学大学院)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 81  号： 5  ページ： 441-445 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インサート(刃先)に超音波振動を与えて加工を行う超音波振動援用切削という手法があるが,時間平均的な切削力の変動に関しては十分な解析ができていない。本研究では,超音波振動の周期よりも十分に短い時間分解能で内部応力の時間変動を測定する方法を提案した。これは透明物体の内部応力を評価する光弾性法と,ストロボ撮影技術を組合せることにより,応力分布と超音波振動を可視化する。今回,ブリュースターの式に基づいた位相差マップを用いて応力分布を算出し,切削状態における切削力を求める方法を開発した。そしてアクリル材料等の2次元切削時の切削分力解析から,応力分布の撮影が可能であること,また切削応力の消失期間や最大切削力などの挙動を示した。

シソーラス用語： 振動切削 ,  超音波加工 ,  *応力分布 ,  *可視化 ,  切削抵抗 ,  経時変化 ,  ストロボライト ,  光弾性
準シソーラス用語： 位相差 ,  *超音波振動切削

分類 (3件)： 切削一般  (QC02010V) ,  その他の切削  (QC02040C) ,  特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (12件)：

• 1) 山崎隆夫,土屋和博,佐藤運海:Ti-6%Ai-4V合金の超音波振動切削,軽金属,57,4,(2007) 154.
• 2) 原圭佑:高品位・高能率加工を目指した超音波高速切削技術,超音波TECHNO,24,6 (2012) 53.
• 3) C. Nath and M. Rahman : Effect of Machining Parameters in Ultrasonic Vibration Cutting, Int. J. Mach. Tool Manuf., 48, 9 (2008) 965.
• 4) G. F. Gao, B. Zhao, F. Jiao and C. S. Liu : Research on the Characteristics of the Cutting Force in the Vibration Cutting of a Particle-reinforced Metal Matrix Composites SiCp/Al, J. Mater. Process. Tech., 129, 1-3 (2002) 196.
• 5) R. Mumhammad, A. Maurotto, A. Roy and V. Silberschmidt : Hot Ultrasonically Assisted Turning of β-Ti Alloy, Procedia CIRP, 1 (2012) 336.

タイトルに関連する用語 (6件)： 超音波振動 ,  援用 ,  切削 ,  被削材 ,  応力分布 ,  可視化