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J-GLOBAL ID:201502259062173915   整理番号:15A0613280

物理層の安全性から見た協調ARQプロトコルの評価

Evaluating Cooperative ARQ Protocols from the Perspective of Physical Layer Security
著者 (5件):
資料名:
巻: E98.B  号:ページ: 927-939 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本稿では,3種類の協調自動再生要求(CARQ),すなわち復号転送(DF)CARQ,便宜的DF(ODF)CARQ,分散時空間符号CARQの物理層の安全性について検討した。送信機には正規ユーザのチャンネルと盗聴者のチャンネルについての瞬時チャンネル状態情報をないものと仮定し,それぞれのCARQの信頼性と安全性を評価するために,接続停止性能と秘密性停止性能を求めた。次に著者らは,信頼性が高く安全な送信の維持の観点で,システムの全体効率を評価するために安全性スループットの概念を再定義した。さらに,信号対雑音比(SNR)が高い状況での近似解析を通して,信頼性-安全性トレードオフ(RST)考慮して,信頼性と安全性の直接的な関係を確立した。数値計算により解析を評価し,秘密性スループットの改善についてCARQプロトコルに効果があることを示した。興味深いことに,送信SNRとARQプロトコルの最大送信数を増加させると安全性性能は向上しなかった。また,RSTの結果は,どのように信頼性と安全性のバランスを取るかを決めることが重要であることを示し,RSTについてはODF CARQが優位であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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計算機網  ,  無線通信一般  ,  通信網 
引用文献 (26件):
  • [1] B. Zhao and M.C. Valenti, “Practical relay networks: A generalization of hybrid-ARQ,” IEEE J. Sel. Areas Commun., vol.23, no.1, pp.7-18, Jan. 2005.
  • [2] H. Boujemaa, “Delay analysis of cooperative truncated HARQ with opportunistic relaying,” IEEE Trans. Veh. Technol., vol.58, no.9, pp.4795-4804, Nov. 2009.
  • [3] S. Tomasin, M. Levorato, and M. Zorzi, “Steady state analysis of coded cooperative networks with HARQ protocol,” IEEE Trans. Commun., vol.57, no.8, pp.2391-2401, Aug. 2009.
  • [4] T. Tabet, S. Dusad, and R. Knopp, “Diversity-multiplexing-delay tradeoff in half-duplex ARQ relay channels,” IEEE Trans. Inf. Theory, vol.53, no.10, pp.3797-3805, Oct. 2007.
  • [5] S. Lee, W. Su, S. Batalama, and J.D. Matyjas, “Cooperative decode-and-forward ARQ relaying: performance analysis and power optimization,” IEEE Trans. Wireless Commun., vol.9, no.8, pp.2632-2642, Aug. 2010.
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