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J-GLOBAL ID:201502259336428575   整理番号:15A0299652

ダイカストにおける「可視化」最新技術 事例4 ダイカストのゲートからの溶湯射出挙動の観察とシミュレーションとの比較

著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 038-041  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ダイカストのゲートからの溶湯射出挙動に着目し,鋳造解析ソフトの精度評価を目的とした。市販ソフト「AnyCasting」を用いて検証した。実施したダイカストのゲートからの溶湯射出挙動を観察した報告を,解析との比較データとして用いた。T字ランナー,Y字ランナー,1本ランナーとも,キャビティ下側から流入させた。T字ランナーとY字ランナーを,ゲート断面積40mm2で,キャビティ横方向から見たゲートからの射出角度αと縦方向から見た射出角度βを考察した。T字ランナーでは,溶湯はランナー側壁にぶつかりながら流れ,キャビティ内側に向かって射出される。ゲート部付近のランナー内に空洞が発生し,射出完了まで埋まらない。慣性力の影響でキャビティ内側に湯が流れる現状は再現できたが,背圧を考慮した場合だけ,ゲート付近の空洞を捉えることができた。Y字ランナーでは,ゲートから直上に湯が流れ,可視化結果と解析とも傾向が一致した。1本ランナーでは,可視化結果はランナー形状に沿ってキャビティ内に流入し,キャビティ内ではゲート形状より若干膨らんだ。解析もゲート形状に沿った流れとなり,膨らみも捉えた。T字ランナーとY字ランナーを45°回転すると,両者とも回転前の結果と傾向はおおむね一致し,背圧の考慮により,ゲート部付近に発生する空洞も再現できた。ゲート厚さを変化させたとき,射出角度αは実測,解析ともにゲート厚により変化せず,傾向が一致した。βはゲート厚の増加に伴い,実測と解析とも値が増加し,傾向が一致した。ランド長さを変えたとき,αは,実測と解析とも変化せず,傾向が一致した。βもランド長さの影響を受けず,実測と解析とも同様の傾向を示した。フィード角を変えたとき,α,βの実測と解析ともに影響を受けず,傾向が一致した。
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分類 (1件):
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鋳造法,鋳込 

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