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J-GLOBAL ID：201502259595361110   整理番号：15A0336764

Burkholderia graminis由来ω-トランスアミナーゼを用いたキラルβ-アミノ酸の産生

Production of chiral β-amino acids using ω-transaminase from Burkholderia graminis

著者 (5件)： MATHEW Sam (School of Biotechnology, Yeungnam Univ., Gyeongsan, Gyeongbuk, KOR) ,  BEA Hanseop (Dep. of Bioscience and Biotechnology, Konkuk Univ., 120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul 143-701, KOR) ,  NADARAJAN Saravanan Prabhu (Dep. of Bioscience and Biotechnology, Konkuk Univ., 120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul 143-701, KOR) ,  CHUNG Taeowan (School of Biotechnology, Yeungnam Univ., Gyeongsan, Gyeongbuk, KOR) ,  YUN Hyungdon (Dep. of Bioscience and Biotechnology, Konkuk Univ., 120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul 143-701, KOR)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 196-197  ページ： 1-8  発行年： 2015年02月20日 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光学的に純粋なβ-アミノ酸は,多くの生理活性化合物の重要成分であるため,高い薬理学的重要性を持つ。これら化合物への様々な酵素的合成ルートがあるにもかかわらず,β-アミノ酸の効率的合成は研究者にとって大きな課題となっている。ω-トランスアミラーゼはアミン化合物生成の重要クラスの酵素として登場した。しかしながら,今まで芳香族β-アミノ酸に対する活性を示すω-トランスアミナーゼは殆ど報告されてこなかった。本研究では,B.graminis C4D1M由来(S)-ω-トランスアミナーゼを機能的に特性化し,速度論的分割を介したキラル芳香族β-アミノ酸産生のために用いた。本酵素は37°Cでrac-β-フェニルアラニンに対して3.1U/mgの特異的活性を示した。アミノ酸アクセプターとしてピルビン酸を用いたrac-β-フェニルアラニンに対する本酵素のK_mおよびK_cat値はそれぞれ2.88mMおよび91.57min^-1であった。本酵素による優れたエナンチオマ過剰率(>99%)および約50%の変換率で(R)-β-アミノ酸産生のために,ラセミ性β-アミノ酸に対する速度論的分割を行った。加えて,安価なアミノアクセプターであるベンズアルデヒドを用いて,芳香族β-アミノ酸の速度論的分割を実施した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トランスアミナーゼ ,  *Burkholderia ,  アミノ酸 ,  酵素的合成 ,  *酵素的分割 ,  エナンチオマ ,  酵素反応速度論 ,  基質特異性 ,  分子モデル ,  酵素基質複合体 ,  芳香族化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *Burkholderia graminis ,  β-アミノ酸 ,  *ω-トランスアミナーゼ ,  エナンチオマ過剰率

分類 (2件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  アミノ酸  (CF10070V)

物質索引 (1件)： フェニルアラニン

タイトルに関連する用語 (4件)： Burkholderia ,  ω-トランスアミナーゼ ,  キラル ,  アミノ酸