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J-GLOBAL ID:201502259780411654   整理番号:15A0358791

軽量引張鋼棒と鋼板を組み合わせた低負荷な鋼骨組耐震補強機構の提案

SEISMIC REHABILITATION OF STEEL FRAMES WITH MINIMAL-DISTURBANCE USING TENSION-RODS AND STEEL BENDING PLATES
著者 (4件):
資料名:
号: 709  ページ: 491-499  発行年: 2015年03月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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曲げ鋼板と引張鋼棒とを組み合わせて,1)梁端フランジの引張歪の低減による変形性能の向上,2)安定したエネルギー消費性能,3)補強工事による負荷の低減,を同時に満足する鋼骨組耐震補強機構を提案し,有限要素法と実験でその挙動を検証し,以下の知見を得た。1)1層2スパンの部分架構について,マトリクス変位法を適用して提案機構の効果を検証し,正曲げを受ける梁端部での曲げモ-メントを大幅に削減できることを確認した。2)有限要素法解析による基準試験体の弾塑性繰返し挙動の検証では,曲げ鋼板が降伏し,大変形に至るまで安定した紡錘形の荷重-変形関係を示した。3)準静的繰返し載荷実験では,基準試験体で大変形まで耐力は低下せず安定した荷重-変形関係が得られた。4)引張鋼棒の柱への取付け位置を柱上端部から1/4程度とすることで,本機構の設置による建物使用者の往来や視野への負担は殆どない。
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分類 (2件):
分類
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建築物の耐震,免震,制震,防振  ,  金属構造 
引用文献 (17件):
  • 1) 国土交通省:http://www.mlit.go.jp/common/000220327.pdf,建築被害を踏まえた建築基準の検証・見直しへの対応,2011(参照 2014.12.23)
  • 2) 文部科学省:耐震補強工法事例集,2008-03
  • 3) 松宮智央,吹田啓一郎,中島正愛,劉大偉,周鋒,溝渕裕也:大変形繰返し載荷下における鋼梁の履歴特性に及ぼすRC床スラブの影響,RC床スラブ付き鋼構造部分構造実大実験,日本建築学会構造系論文集,第598号,pp.141-147,2005-12
  • 4) 吹田啓一郎,松岡祐一,山田哲,島田郁子,多田元英,笠井和彦:振動台実験の概要と弾性応答特性-実大4層鉄骨造建物の完全崩壊実験 その1-,日本建築学会構造系論文集,第635号,pp.157-166,2009-1
  • 5) 伊中泰穂,豊島憲太,多賀謙藏,浅田勇人,田邉義和:既存超高層建築物の梁端溶接接合部の補強方法に関する研究,鋼構造年次論文報告集,第21号,pp559-566,2013-11
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