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J-GLOBAL ID:201502260067807180   整理番号:15A0401912

表面テクスチャリング-機能発現のためのテクスチャ創製(1)-形状可変な柔らかいしわの上での液体と摩擦

著者 (2件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 190-197  発行年: 2015年03月15日 
JST資料番号: F0390A  ISSN: 0915-1168  CODEN: TORAEO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自己組織化的に発生するしわ構造(リンクル)を紹介し,トライボロジーに関係する応用として,その溝構造への液体の保持現象とリンクル上の摩擦挙動について最近の研究結果を概説した。構造可変な周期凹凸構造リンクルはメカニカルな自己組織化により発言する空間パターンの一例といえる。これの形成に必要な要素は”硬い表面膜が載った柔らかい基板”と”表面膜に対する圧縮ひずみの状態”のみであり非常に単純である。方向の揃ったリンクルを初期構造として,印加ひずみの変化で溝の深さを,圧縮方向の変化で溝方向をそれぞれ可逆的に変えることができる。リンクルの応用例として以下の2例について紹介する。「微小スケール液体形状操作:毛細管力制御」では,インクジェット技術,マイクロ流路技術,微小量化学システム,バイオチップ,光学素子としての利用などが期待できる。「可変摩擦力」では,リンクルの凹凸構造を変化させることで,摩擦異方性の発生や摩擦力を可逆的に制御できるので摩擦性能をスイッチングできる表面としての可能性がある。リインクル構造の可変性はここ数年に見出された新しい現象であり,まだ不明な点や課題も多く,今後科学技術の発展に資する新しい要素となることが期待される。
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分類 (2件):
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潤滑一般  ,  固体デバイス材料 
引用文献 (34件):
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