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J-GLOBAL ID:201502260174873330   整理番号:15A0342700

癌バイオマーカーの遺伝子型決定のための,迅速で無標識の増幅および検出アッセイ

Rapid and label-free amplification and detection assay for genotyping of cancer biomarker
著者 (7件):
資料名:
巻: 68  ページ: 107-114  発行年: 2015年06月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト癌における悪性腫瘍を引き起こす分子経路の理解が向上するにつれて,目的の療法の有効性を予測するバイオマーカーと組み合わせた個人向けの遺伝子型に基づく治療は,癌の管理においてより一般的になりつつある。1970年代以降,癌における変異解析のための標準であるSanger配列決定法は,低感度で複雑かつ時間が掛かり,労働集約的な手順に悩まされている。いくつかのPCRに基づく分子検査法が登場しているが,癌バイオマーカーの遺伝子型決定のために利用可能な一般的なアッセイは無い。本報告で,非小細胞肺癌(NSCLC)における上皮成長因子受容体(EGFR)変異の検出のための,簡単で迅速かつ高感度なアッセイを示す。このアッセイは,シリコンマイクロリングバイオセンサに基づく等温固相増幅/検出(ISAD)の検出能力を向上させるために用意した新規の二重ミスマッチプライマー(DMP)を用いる。EGFR-DMPは,ラベルフリーでリアルタイムに20分以内にEGFR遺伝子の変異を検出できることが示される。EGFR-DMPは,野生型細胞の混合物中に突然変異細胞を1%のみ含有する試料中で,変異を検出することができた。さらに,臨床診断における潜在的な用途に向けたこの提案されたアッセイを検証するために,EGFR-DMPおよび直接配列決定を行うことにより,EGFR突然変異の存在について10人のNSCLC患者からのパラフィン包埋組織サンプルを調べた。EGFR-DMPアッセイは,迅速かつ高感度および特異的に変異を検出することができた。EGFR-DMPアッセイは,EGFR変異の迅速な同定のための堅牢かつ敏感なアプローチを提供する。このアプローチの高い感度と特異性および迅速性は,コンパニオン診断として目標としたEGFR TKIに対する臨床応答を予測するのに有用である可能性がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
バイオアッセイ  ,  呼吸器の診断 

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