抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,途絶リスクを考慮したサプライチェーン設計の最適化を考える。途絶リスクの評価にはシミュレーションを用いる。開発するシミュレーションでは想定するシナリオに基づきサプライチェーン上の各サプライヤが確率的に途絶し供給不能な状態に陥る。この途絶の影響は最終的に顧客への影響度である「納期遅れペナルティ」により評価される。このペナルティは本研究で定義する最適化問題の評価関数に用いられる。決定変数としては在庫水準,各拠点の強度,代替サプライヤ数である。これらのリスク緩和方策はそれぞれ投資コストがかかる。この投資コストとペナルティコストが最小となるようなサプライチェーンを設計する。この際,組み合わせ数が膨大であるため,メタヒューリスティクスの一つであるSimulated Annealing(SA)を用いる。事例研究ではデジタルカメラのサプライチェーンに対し適用を行い有効性の検証を行った。(著者抄録)