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J-GLOBAL ID：201502260337566252   整理番号：15A0547631

2次元アレイ多焦点顕微ラマン分光によるポリマー薄膜微細構造の迅速なキャラクタリゼーション

Rapid microstructure characterization of polymer thin films with 2D-array multifocus Raman microspectroscopy

著者 (4件)： SAMUEL Ashok Zachariah (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Gakushuin Univ., 1-5-1 Mejiro, Toshima-ku, Tokyo 171-8588, Japan. ...) ,  YABUMOTO Sohshi ,  KAWAMURA Kenichi ,  IWATA Koichi
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 140  号： 6  ページ： 1847-1851  発行年： 2015年03月21日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラマンイメージングは,特定分子のラベルを使用することなく,化学的および構造的に不均一な材料のキャラクタリゼーションに非常に有効な方法の1つである。多焦点ラマンイメージングは,従来の一点マッピング技術に替わる高速イメージングの選択肢の1つである。複数の焦点が同時にサンプルを調べるため,このイメージング法は,一点マッピングに比べて高速である。多孔質PMMAフィルムの形態学的特徴を調査し,この手法の有効性を実証した。50×50μm²の領域のラマン画像が4分未満で得られた(10×10多焦点設定で)。重要なのは,100×100μm²の面積は現在,数分で分析できるのに対し,一点マッピングでは,同様のラマン画像には数時間~数日かかる。多焦点ラマンイメージングを用いた光学切片化は,本PMMA多孔質高分子薄膜のユニークな階層的特徴を明らかにした。より大きな孔は表面に限定され,内側のバルクは特徴的な小孔及び相互接続した高度に多孔質の形態を示した。ラマン分光学の比類ない選択性と感度にもかかわらず,イメージ取得スピードが課題であり続ける科学の多様な分野に,迅速な多焦点ラマンイメージングは有利である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： アレイ ,  *顕微Raman分光法 ,  *高分子薄膜 ,  微細構造 ,  ラピディティ ,  キャラクタリゼーション ,  *画像処理 ,  多孔性 ,  高分子膜 ,  特性 ,  *画像 ,  PMMA膜
準シソーラス用語： *Ramanイメージング ,  ポリマー薄膜 ,  形態学的特徴 ,  迅速 ,  多孔質 ,  *多焦点画像

分類 (3件)： 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  分析機器  (CC02020S) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 2次元アレイ ,  焦点 ,  ポリマー薄膜 ,  微細構造 ,  キャラクタリゼーション