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J-GLOBAL ID：201502260524944120   整理番号：15A0513618

薬物および遺伝子ターゲティングのための有望な生体分子としてのプルランおよびプルラン誘導体

Pullulan and pullulan derivatives as promising biomolecules for drug and gene targeting

著者 (3件)： SINGH Ram Sarup (Carbohydrate and Protein Biotechnology Lab., Dep. of Biotechnology, Punjabi Univ., Patiala 147002, Punjab, IND) ,  KAUR Navpreet (Carbohydrate and Protein Biotechnology Lab., Dep. of Biotechnology, Punjabi Univ., Patiala 147002, Punjab, IND) ,  KENNEDY John F. (Chembiotech Laboratories, Advanced Sci. and Technol. Inst., 5 The Croft, Buntsford Drive, Stoke Heath, Bromsgrove ...)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 123  ページ： 190-207  発行年： 2015年06月05日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プルランは,菌類Aureobasidium pullulansのような酵母によって生成される水溶性エキソ多糖類である。プルラン構造は,ユニークな特徴,すなわちα-(1→4)およびα-(1→6)結合の共存を有する。プルランナノ粒子は,そのユニークな構造に起因する疎水性および親水性の双方の特性で構成されている。医薬品の分野での有用性を高めるため,各種化学反応により誘導体化が可能である。各種薬物は,強力な治療薬になる可能性を秘めているが,特定部位への安全かつターゲティングデリバリーは,研究の大きな課題であり急速に成長している領域である。プルラン-薬物複合体は,感染細胞/組織を標的とする細胞傷害性分子の放出と高い生物活性を示すことが可能である。プルラン複合体は,ターゲティング薬物送達のために使用されるだけでなく,肺,脳,脾臓,肝臓などにおける各種疾患の治療のためのターゲティング遺伝子送達として使用可能である。このレビューでは,プルランおよびその誘導体の薬物や遺伝子ターゲッティングにおける用途を説明した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ターゲティング ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  *プルラン ,  *薬物担体 ,  徐放性製剤 ,  *遺伝子導入 ,  遺伝子療法 ,  *医用素材 ,  生体適合性高分子 ,  ヒドロゲル ,  薬物放出 ,  Aureobasidium ,  菌体外蓄積 ,  疎水性 ,  疎水性相互作用 ,  親水性 ,  親水性親油性バランス ,  高分子反応 ,  スクシニル化 ,  インスリン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸無水物 ,  剤形 ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： Aureobasidium pullulans ,  エキソ多糖類

分類 (3件)： 多糖類  (CF10054P) ,  澱粉以外の多糖類  (FJ05040H) ,  医用素材  (GA05040H)

物質索引 (5件)： インドメタシン ,  エピルビシン ,  こはく酸無水物 ,  ジシクロカルボジイミド ,  ドキソルビシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 薬物 ,  遺伝子ターゲティング ,  生体分子 ,  プルラン ,  誘導体