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J-GLOBAL ID：201502260535054372   整理番号：15A0699760

レパジホルミンAの合成研究

著者 (3件)： 南川亮 (慶応大 理工) ,  佐藤隆章 (慶応大 理工) ,  千田憲孝 (慶応大 理工)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 4  ページ： 1395  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複雑な多環性アルカロイドの合成は現代の有機合成のレベルでも決して容易ではない。そのため窒素原子を含む骨格の効率的な構築法の開発は今日の天然物合成化学においても重要な課題である。レパジホルミンはアザ三環性アルカロイドであり,多くの研究者がその複雑な骨格及び特異な生理活性に興味を持っている。本研究ではアミドをメトキシ基で修飾したN-メトキシアミドの特徴を利用し,レパジホルミンの形式合成を達成した。N-メトキシアミドの窒素の高い求核性を利用し,アザスピロ骨格を一挙に構築することに成功した。また,アミドカルボニル基の高い求電子性を利用し,通常では困難なアミドカルボニル基に対しての求核付加を可能にした。(著者抄録)

シソーラス用語： *全合成 ,  スピロ化合物 ,  環化反応 ,  アリル化 ,  *窒素複素環化合物 ,  分子構造 ,  カルボアミド ,  求核付加反応 ,  アルケン ,  シアン化 ,  統合
準シソーラス用語： Sakurai反応 ,  *ピロリジン誘導体 ,  *ピペリジン誘導体 ,  形式合成 ,  多環化合物 ,  分子内環化

分類 (4件)： ピロールの縮合誘導体  (CF07077C) ,  ピリジンのその他の縮合誘導体  (CF07097Y) ,  アルケン  (CF03030T) ,  脂肪族カルボン酸の窒素誘導体  (CF03220A)

物質索引 (2件)： レパジホルミンA ,  (2S,5S)-1-メトキシ-6α-[2-(2-ヘキシル-1,3-ジオキソラン-2-イル)エチル]-1-アザスピロ[4.5]デカン-2α-カルボニトリル

タイトルに関連する用語 (2件)： レパジホルミンA ,  研究