抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大地表面上およびその近傍においてVLF送信機から放射された電磁(EM)界は一般に地質学的調査において浅い大地導電率構造の決定に用いられる。DEMETERなどの衛星に搭載された電界センサおよび磁気センサはその高度におけるVLF信号を検出する。大地表面上の測定によれば送信機から距離を置いて記録されたVLF EM界は大地導電率の関数であることが分かっているが,EM界を衛星高度で測定し時にこの関係がどのように変化するかは知られていない。ここでは,大地表面上に位置するVLF領域の垂直電気ダイポールから放射され自由空間中の衛星高度で測定された電磁界を研究した。波源からの距離,大地表面からの高さ,および大地導電率の関数としてEM界を研究した。この高度における数学的解は大地表面上あるいはその近傍における周知の解に比べ数値複雑性が厄介であることから,後者について求められている殆んどの解を試してみた結果,地上数百キロメートルにおいては直接和が最良であることが分かった。この高度におけるEM界の数値モデリングによれば,EM界は大地導電率の関数であることに変わりが無かった。その依存性は高度と送信機からの距離と共に弱まった。この依存性は電界の動径成分でより重要である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.