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J-GLOBAL ID:201502260669881666   整理番号:15A0260114

循環血液中のミトコンドリアDNA損傷とコピー数の同時定量: 全身性酸化ストレスに対する感受性アプローチ

Simultaneous Quantification of Mitochondrial DNA Damage and Copy Number in Circulating Blood: A Sensitive Approach to Systemic Oxidative Stress
著者 (4件):
資料名:
巻: 2013  号: Oncology  ページ: 157547 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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全身性酸化ストレスは広範囲の病理学的条件と関連する。酸化的DNA損傷はしばしば循環リンパ球で測定される。ミトコンドリアDNA(mtDNA)は,核DNAよりも酸化的損傷に対してより敏感であることが知られているが,臨床研究でのDNA損傷の直接測定に稀にしか使用されていない。超螺旋感受性リアルタイムPCR法により,単回試験による単離リンパ球中mtDNAの構造的損傷とコピー数変化を定量化することによる全身性酸化ストレスの非侵襲的モニタリングの新規アプローチを提案する。リンパ球はミトコンドリア含量が有意に少なく,癌細胞株よりも損傷が比較的低いベースラインレベルであることを示す。ex vivo負荷実験では,外因性H2O2は健常個体由来リンパ球におけるmtDNA損傷の有意な増加を誘導するが,1時間後の修復活性は全く観察されないことを初めて実証する。さらに,ミトコンドリアDNA分析において全血が単離リンパ球の有益代替試料としなり得ることを証明した。したがって,本研究で提案した複数のmtDNAエンドポイントによる血液分析は,広範囲臨床的全身酸化ストレス特性と程度を調べる簡単で高感受性試験であることを示唆する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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血液検査  ,  遺伝子操作 

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