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J-GLOBAL ID:201502260805378248   整理番号:15A0228535

系統特異的分化のトポグラフィー依存性誘導によるin vivoでの複数の組織再生のための電気紡糸足場

Electrospun scaffolds for multiple tissues regeneration in vivo through topography dependent induction of lineage specific differentiation
著者 (20件):
資料名:
巻: 44  ページ: 173-185  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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様々な基質からの物理的トポグラフィーキューは,そのニッチ模倣特性による幹細胞の増殖及び分化に多大な効果を発揮することが示されている。しかし,in vivoでの生体足場として利用される様々なトポグラフィー物質の生物学的機能は,厳密には特徴付けられていない。この研究は,in vitro及びin vivoの両方で,整列した繊維状足場とランダムに配向した繊維状足場によって誘発された,間葉系幹細胞(MSC)と新生組織形成の異なる分化経路を研究した。整列グループは,組織学的スコアリング及びコラーゲンIの免疫組織化学的染色データによって証明されるように,アキレス腱傷害モデルにおいて,より成熟した腱様組織を形成することが観察された。対照的に,ランダムに配向したグループは,骨化を通して多くの軟骨形成及びその後の骨組織の形成を示した。また,X線撮影及びオステオカルシン免疫組織化学的染色も,in vivoでの骨形成がランダムに配向したトポグラフィーによって駆動されることを実証した。更に,整列基質上のMSCは,ランダムに配向した足場上で成長した細胞と比較して,腱細胞様の形態と強化された腱形成分化を示した。骨形成マーカー遺伝子及びアルカリ性ホスファターゼ(ALP)染色のqRT-PCR分析は,ランダムに配向した繊維の足場上で培養されたMSCが,整列した繊維足場上で培養した細胞と比較して,骨形成分化の増強を示すことを実証した。最後に,細胞骨格の張力の解放は,異なる基質のトポグラフィーの異なる分化経路を抑止することが実証された。まとめると,これらの知見は,組織再生における足場のトポグラフィーキューとそれらの誘導の役割との関係を示し,従って,スマートな官能化バイオ足場の設計の将来の発展と組織工学へのその応用への洞察を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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医用素材  ,  運動器系の基礎医学 

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