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J-GLOBAL ID:201502260854811267   整理番号:15A0646354

α-L-グルロナートによる二価金属カチオンの結合:DFT-MDシミュレーションからの洞察

Binding of bivalent metal cations by α-l-guluronate: insights from the DFT-MD simulations
著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 3987-3994  発行年: 2015年05月06日 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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負に帯電したポリウロナートは,二価金属カチオンの結合に対する高い親和性を示す。この特徴は,水溶液からの重金属の除去のために使用される。この論文の目的は,(i)金属イオン-ウロナート錯体をシミュレートするのに役立つ計算戦略を紹介すること;(ii)二価金属イオン:Zn2+,Cu2+,Cd2+,Mn2+およびCo2+と相互作用するα-L-グルロナートアニオン(アルギナートのモノマーユニット)の例へのその応用性を例示することであった。系(ウロナートアニオンおよび金属カチオン)の選択された部分がab initioレベルの精度で取り扱われ,一方残りの系内の相互作用が古典的な力場によって近似される,”ハイブリッド”分子動力学シミュレーションに基づいて,研究がおこなわれた。結果は,金属イオン-グルロナート錯体に関連した基本構造および高エネルギー(例えば,カチオン結合-非結合プロセスと関連した自由エネルギープロファイル)特性を決定付けることを可能にした。大抵の研究されたイオンは,単座結合に対する優先を示した。Mn2+およびCo2+(支配的な結合モード)およびCd2+(2次結合モード)に対して,二座結合が観測された。計算された結合エネルギー順番(Cu>Co>Zn~Mn>Cd)は,遷移金属イオン-アルギナート親和性および金属-ウロナート相互作用エネルギーの両方の実験的に決定付けられた順番にしたがった。計算の効率および方法の一般的な特性が,他のウロナート-金属イオン系のシミュレーションにおけるその潜在的な使用を可能にし,金属バイオ収着プロセスを研究するために使用することができる方法の範囲を増大させた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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遷移金属錯体一般  ,  多糖類 
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