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J-GLOBAL ID:201502260894377667   整理番号:15A0322263

ポリマ-粘土収着剤によるトリアジン除草剤のろ過: 実験力学的アプローチと経験的モデリングの結合

Filtration of triazine herbicides by polymer-clay sorbents: Coupling an experimental mechanistic approach with empirical modeling
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  ページ: 64-73  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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表面水や地下水に検出されるトリアジン系除草剤は環境的並びに健康リスクをもたらす。トリアジン系除草剤(シマジン,アトラジン,及びテルブチラジン)のポリマー-粘土複合体による除去を検討し,モデル化した。ポリ4-ビニルピリジンコスチレン-モンモリロナイト(HPVP-CoS-MMT)複合体によるそれらの結合は,除草剤とポリマ間の特異な相互作用,主に水素結合とπ-πスタッキングのため特に高かった。複合体への結合速度は,シマジン>アトラジン「>テルブチラジンの順であり,それらの平衡Langmuir結合係数,44,000,17,500,及び16,500M-1とそれぞれ一致し,除草剤のポリマとの特異的な相互作用を形成するアクセシビリティと相関した。シマジンの複合体への結合速度は粒状活性炭(GAC)よりも顕著に速く,10分以内に最大吸着の93%(GACの38%に対して)に達した。複合体カラムによる除草剤のろ過は,対流を考慮し,吸/脱着速度に対するLangmuir形式を用いたモデルに適切に当てはまった。複合体カラム(40cm長;26g複合体+砂重要比1:40混合)によるシマジン(10μgL-1)のろ過はこのモデルによりうまく予測でき,ほぼ120Lの浄化ろ過水,即ち,規制値(3μgL-1)以下のろ過水を与えた。GACろ過水は5Lでその基準値を超過した。実験結果とモデリングの予測は,GACは高いシマジン結合容量を持つが,複合体はシマジンに対してより高い親和性を持ち,吸着速度は速く,したがって,より効率的なろ過が可能なことを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の物理的処理  ,  用水の物理的処理 
物質索引 (1件):
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