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J-GLOBAL ID：201502261123568564   整理番号：15A0646732

C末端熱ショック蛋白質90調節因子は,望ましい発がん特性を引き起こす

C-terminal heat shock protein 90 modulators produce desirable oncogenic properties

著者 (2件)： WANG Y. (Dep. of Chemistry, The Univ. of New South Wales, Gate 2 High street, Sydney, NSW 2052, Australia. [e-mail]) ,  MCALPINE S. R.
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 13  号： 16  ページ： 4627-4631  発行年： 2015年04月28日 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞保護機構,熱ショック応答は,標的は蛋白質のN末端である,古典的熱ショック90阻害剤(Hsp90)によってのみ活性化されるが,C末端を調節するものでは活性化されない。著者らは,古典的阻害剤の細胞毒性(ナノモル)と,Hsp90を調節する性能(低マイクロモル)の著しい差異を,議論した。対照的に,Hsp90のC末端を調節する分子は,細胞毒性とHsp90阻害に対して,類似のIC₅₀値を示した。二つのタイプのHsp90阻害剤間での比較は,古典的阻害剤は,Hsp90を直接阻害するよりも,細胞を侵襲する生物標的を調節し,C末端変調剤は,Hsp90を直接阻害することに依って作用することを示唆した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *末端基 ,  *シャペロンタンパク質 ,  *熱ショックタンパク質 ,  *発癌 ,  *特性 ,  薬理作用 ,  抗腫瘍薬 ,  分子標的治療薬 ,  活性化 ,  細胞毒性 ,  作用機序 ,  *シクロペプチド
準シソーラス用語： *C末端 ,  HSP90阻害剤 ,  N末端 ,  細胞保護 ,  *調節因子 ,  熱ショック応答 ,  *熱ショック蛋白質90

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (2件)： 17-AAG ,  SM-122

タイトルに関連する用語 (4件)： C末端 ,  熱ショック蛋白質90 ,  調節因子 ,  発がん