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J-GLOBAL ID:201502261200830757   整理番号:15A0228017

若齢期の栄養強化はホルスタイン雄牛におけるホルモン産生および繁殖発育を促進する

Enhanced early-life nutrition promotes hormone production and reproductive development in Holstein bulls
著者 (5件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 987-998  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホルスタイン雄子牛は,しばしば,次善のボディコンディションで人工受精センターに到着する。若齢期の栄養は肉用雄牛の繁殖成績を高めると報告されている。本研究の目的は,ホルスタイン雄牛における若齢期の栄養が,肉用雄牛で報告されたものと同様な影響を示すかどうかを調べることであった。26頭のホルスタイン雄子牛を約1週齢で3群に無作為に割り当て,2~31週齢まで,エネルギーおよび蛋白質のレベルに基づいて,低,中または高栄養飼料を給与した。子牛に31週齢までそれぞれの飼料を与え,その後,全ての子牛に中栄養飼料を給与した。雄牛のサブセットにおいて,11~31週齢まで4週間ごとに徹底した血液サンプリングを実施し,血中ホルモンの分泌プロファイルおよび濃度を評価した。全ての雄牛の精巣を月1回測定した;陰嚢周囲が26cmに達した時,春機発動を確認するために2週間ごとに精液採取(電気刺激射精による)を試みた。雄牛を約72週齢まで飼育し,その後,地元の食肉処理場で屠畜した。精巣を回収し,重量を量った。高栄養飼料を給餌した雄牛は,低栄養飼料の雄牛と比べて,春機発動が早く(高=324.3日,低=369.3日),全実験期間で精巣が大きかった。また,高栄養飼料を給餌した雄牛は,低栄養飼料の雄牛と比べて,LHの初期上昇がより早く,かつ,より大きく,インスリン様成長因子-1(IGF-1)濃度がより早く増加した。さらに,著者らは,高栄養飼料を給餌した雄牛において,IGF-1濃度の増加と初期のLH上昇との間の時間的関連を検出した。したがって,著者らは,IGF-1はホルスタイン雄牛の初期のゴナドトロピン上昇(特にLH),ひいては繁殖発育の調節において役割を果たすと推察した。全体として,これらの結果は,高栄養飼料を給餌したホルスタイン雄子牛は低栄養飼料の雄子牛と比べて,春機発動に達するのが早く,精巣が大きいという著者らの仮説を支持し,また,若齢期のホルスタイン雄子牛の栄養学的変調は繁殖発育に深刻な影響を及ぼすという明らかな証拠を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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牛  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  成長 
物質索引 (1件):
物質索引
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