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J-GLOBAL ID:201502261356605966   整理番号:15A0718156

レス土の半乾燥地帯における農地のリンゴ(Malus domestica)園への転換の土壌有機炭素量と酵素活性への影響

Impacts of farmland conversion to apple (Malus domestica) orchard on soil organic carbon stocks and enzyme activities in a semiarid loess region
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巻: 178  号:ページ: 440-451  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0325A  ISSN: 1436-8730  CODEN: JNSSFZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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土地利用の変化は,しばしば土壌有機炭素(SOC)量と土壌酵素活性の大きさに影響する。農地の果樹園への転換による該当土壌の品質指標の反応は,レス土の半乾燥地帯ではほとんど知られていない。本研究では,非常に積極的に耕作された中国陝西省のWeibeiのレス土半乾燥地帯における農地のリンゴ(Malus domestica)園への転換の,SOC量と土壌酵素活性への影響を調べた。種々の土壌品質指標における時空的変化を,3段階の齢(10年以下の若年,10~15年の成熟,および15年以上の過成熟)のリンゴ園および隣接する農地(対照)における0~100cmの土壌断面について測定した。農地の転換後,土壌のカタラーゼ活性は0~100cmの土壌断面で高くなったが,全SOC(TOC)量と密度,および土壌のアルカリ性ホスファターゼ活性は有意に低下した。土壌のウレアーゼとインベルターゼの活性だけは0~20cmの層位で増加したが(P<0.05),不安定なSOC(LOC)量,TOCに対するその比率,および炭素管理指標(CMI,SOCの全量と不安定性の変化)は0~40cmの土壌層位で有意に増加した。リンゴ園の齢上昇につれて,SOC量は10年後に有意に増加し,成熟および過成熟の果樹園では隣接する農園より10%以上多かった。土壌酵素の活性パターンは違ったが,LOC量とCMI値も増加傾向にあった。土壌酵素の活性,SOC画分,およびCMI値には有意な相関(P<0.05)があった。著者らは,農地のリンゴ園への転換は土壌断面におけるSOC量を低下させ,さまざまな深度のSOC量と土壌酵素活性を変化させて土壌品質に影響すると結論した。リンゴの長期栽培はSOC量の回復に効果があるが,農地の転換後の新しい増加傾向への到達には10年以上を要した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  果樹 

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