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J-GLOBAL ID:201502261376237548   整理番号:15A0681374

エアロゾル支援化学蒸着法によって得られたZnOナノロッドに基づく単層及び多層コア-シェル構造

Single and multi-layered core-shell structures based on ZnO nanorods obtained by aerosol assisted chemical vapor deposition
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  ページ: 64-70  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コア-シェルナノロッド構造を,エアロゾル支援化学蒸着法を用いる逐次的合成により作製した。ZnOナノロッドからなる幾つかの試料を,他で報告された合成条件に従い,TiO2膜被覆硼珪酸ガラス基板に始めに成長させた。後で,各Al,Ni,Ti又はFe酸化物からなる一様な層をZnOナノロッド試料上に成長させ,いわゆる単層MOx/ZnOナノロッドコア-シェル構造,ここでMOxは金属酸化物シェル,を作製した。さらに,三層コア-シェル試料は,ZnOナノロッド上に,Fe,Ti,及びFe酸化物を交互に成長させることにより作製した。コア-シェル材料の微細構造は,すれすれ入射X線回折,走査及び透過電子顕微鏡によって特性評価された。エネルギー分散X線分光分析は,相違する金属酸化物の形成を確認するために用いた。単層コア-シェル構造についてのX線回折結果は,ウルツ鉱としてのZnO及びアナターゼとしてのTiO2の存在だけを示した。多層シェル試料では,ヘマタイトとしてのFe2O3の存在もまた検出された。形態的観察は,ナノロッド上に成長した外側の材料の存在を暗示し,HR-STEMによるさらなる微細構造分析は,全ての場合にコア-シェル構造の発達を確認した。これらの研究は,また,各Al,Fe,Ni及びTi酸化物層が非晶質であることを示した:観察は明白な余分な酸化物が全く検出されないX線回折分析と一致した。多層試料では,ナノロッド上に3種類の酸化物層からなるシェルの発達が発見された。総合的結果は,シェルの成長中に一次ZnOコアの変質が変わらないことを示し,ここで用いられた蒸着法が高い品質と純度で均質で複雑なナノ材料の作製に適していることを示した。さらに,全透過率及び反射率スペクトルから決定された材料吸収率は,可視光を含む広い吸収区間を明らかにし,これらのナノ構造が太陽エネルギー機器に利用可能であることを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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固体デバイス材料 

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