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J-GLOBAL ID：201502261394283263   整理番号：15A0647322

可視光下の光触媒反応による水酸化に関するAgSb_1-xBi_xO₃のバンドエンジニアリング

Band engineering of AgSb_1-xBi_xO₃ for photocatalytic water oxidation under visible light

著者 (4件)： MA Zuju (State Key Lab. of Structural Chemistry, Fujian Inst. of Res. on the Structure of Matter, Chinese Acad. of Sciences ...) ,  WU Kechen ,  SUN Baozhen ,  HE Chao
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 3  号： 16  ページ： 8466-8474  発行年： 2015年04月28日 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Agをベースにした酸化物,特にAgSbO₃は,光触媒反応による水分解からのO₂発生に注目されている。最新のDFT計算と統計力学的方法を用いて,著者らは,太陽光下の水分解の光触媒反応に最適なバンドギャップ(約を2.0eV)に調整するAgSb_1-xBi_xO₃固溶体を作製するために,AgSbO₃へのBiの取込について調査した。黄緑石相からチタン鉄鉱相への相転移はx≒0.21と予測した。各相に対するバンドギャップはBi濃度の増加と共にほぼ直線的に減少した。バンドギャップの減少は,伝導バンドのSb s-O p反結合軌道のものより低いBi s-O p反結合軌道エネルギーによるものだった。興味深い約2.0eVのバンドギャップをx=0.1875で得た。太陽光吸収に対する強い酸化電位と最適なバンドギャップの組み合わせが,Zスキーム水分解系で酸素を製造する有望な候補材料の黄緑石AgSb_0.8125Bi_0.1875O₃固溶体を作った。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *可視光 ,  *光触媒反応 ,  銀化合物 ,  アンチモン化合物 ,  ビスマス化合物 ,  酸素酸塩 ,  密度汎関数法 ,  太陽光 ,  バンドギャップ ,  固溶体 ,  取込 ,  酸化鉱物 ,  チタン鉄鉱 ,  相転移 ,  伝導バンド ,  軌道エネルギー ,  酸化還元電位 ,  *水 ,  *接触酸化 ,  *接触分解
準シソーラス用語： DFT計算 ,  エンジニアリング ,  黄緑石 ,  酸化電位 ,  水分解

分類 (3件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 可視光 ,  光触媒反応 ,  水酸化 ,  バンド ,  エンジニアリング