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J-GLOBAL ID:201502261399443773   整理番号:13A1762465

C型慢性肝炎に対するインターフェロンリバビリン療法中の虚血性結腸炎:症例報告

Ischemic colitis during interferon-ribavirin therapy for chronic hepatitis C:A case report
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号: 31  ページ: 4233-4236  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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虚血性結腸炎はインターフェロン投与のまれな合併症である。これまでに6つの報告書において9症例が報告されているのみである。本稿は,C型慢性肝炎に対してペグインターフェロンとリバビリン投与中の虚血性結腸炎の症例について説明し,また関連文献のレビューも含むものである。48歳の女性患者をC型慢性肝炎ジェノタイプIbに対しペグインターフェロン-2aとリバビリンで治療した。19週間の投与後に,患者は血便を伴う重度の無熱性腹痛を訴えた。バイタルサインは安定,そして,血清白血球数は正常範囲内であった。腹部CTにより虚血性結腸炎の発症において最も脆弱な部位である,脾彎曲部から近位S状結腸までのびまん性結腸壁肥厚が認められた。結腸鏡検査により急性の粘膜の充血性変化が認められ,浮腫と潰瘍形成が近位下行結腸からS状結腸まで及んでいた。結腸の粘膜生検により急性の滲出性大腸炎であることが明らかなった。結核菌に対するPCR法と培養検査は陰性,サイトメガロウイルス,サルモネラ属,およびShigella属のための培養検査も陰性であった。インターフェロンとリバビリン療法の中止後,腹痛と血便は鎮静化し,それに続く結腸鏡検査により粘膜潰瘍が改善していることが明らかになった。今までのところ報告されているC型慢性肝炎患者に対するインターフェロン治療中の虚血性結腸炎の症例には全て下行結腸が関与している。虚血性結腸炎は,インターフェロン投与を受けているC型慢性肝炎患者がほとんど遭遇しなかった合併症であり,患者が腹痛および血便を訴えた場合には考慮するべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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消化器の腫よう  ,  消化器の疾患 
物質索引 (1件):
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