文献

J-GLOBAL ID：201502261456844070   整理番号：15A0069135

ナフタレンの水素化のための階層構造をもつ秩序化メソポーラスシリカフレームワーク中に埋め込まれたMoC_x種

MoC _x species embedded in ordered mesoporous silica framework with hierarchical structure for hydrogenation of naphthalene

著者 (4件)： PANG Min (Lab. of Advanced Materials & Catalytic Engineering, Dalian Univ. of Technol., Dalian 116024, CHN) ,  CHEN Xiaozhen (Lab. of Advanced Materials & Catalytic Engineering, Dalian Univ. of Technol., Dalian 116024, CHN) ,  XU Qinying (Sci. and Technol. on Surface Physics and Chemistry Lab., P.O. Box 718-35, Mianyang 621700, CHN) ,  LIANG Changhai (Lab. of Advanced Materials & Catalytic Engineering, Dalian Univ. of Technol., Dalian 116024, CHN)
資料名： Applied Catalysis. A: General  (Applied Catalysis. A: General)
巻： 490  ページ： 146-152  発行年： 2015年01月25日 
JST資料番号： D0691C  ISSN： 0926-860X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 秩序化メソポーラスシリカフレームワーク(OMSF)へのMoC_x種の取込を成し遂げるために,一体化した方法を報告した。Mo^VI-メラミンハイブリッドをモリブデンカーバイドに対する単一源前駆体として用い,OMSFプレホームを生じさせるシリカビルディングブロックの組み立てプロセスに関係した。生じたMoC_x@OMSF試料の細孔径および体積を,付加したハイブリッド量と共に次第に増加させることによりキャラクタライズし,最高のMo負荷でシリカチューブ内の空間を最大化した。in situ 生成したMo種の触媒反応で用いたP123ミセルの熱分解は,シリカチューブ内にチューブ様カーボンフレームワークを発生させた。MoC_x種のカーボンフレームワークへの取込は,ナフタレンの水素化中でカーバイド相の優れた安定性を説明すると推測された。テトラリンへの~98%の超高選択率は,カーバイド相の適度な水素化能力によってMoC_x@OMSF試料上で達成され,工業的に関連性のある部分的水素化のための安価で選択的な触媒として,モリブデンカーバイドを基部とした複合材料の利用が有望であることを示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *モリブデン化合物 ,  *炭化物 ,  *水素化 ,  Ramanスペクトル ,  X線回折 ,  吸着等温式 ,  ICP-AES分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  *触媒活性 ,  高分子界面活性剤 ,  非イオン界面活性剤 ,  *二酸化ケイ素 ,  脂環式化合物 ,  オレフィン化合物 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： *シリカ ,  FE-SEM ,  P123 ,  *メソポーラスシリカ

分類 (4件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  ナフタレン  (CF06020D)

物質索引 (2件)： テトラリン ,  ナフタレン

タイトルに関連する用語 (6件)： ナフタレン ,  水素化 ,  階層構造 ,  秩序化 ,  メソポーラスシリカ ,  フレームワーク