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J-GLOBAL ID:201502261547051782   整理番号:15A0555997

乾乳期のエネルギー水準:移行期乳牛における飼料摂取量,エネルギーバランス,産乳および乳組成に及ぼす影響

Dry period plane of energy: Effects on feed intake, energy balance, milk production, and composition in transition dairy cows
著者 (7件):
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巻: 98  号:ページ: 3366-3382  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種々の乾乳牛の給餌方法が分娩後のケトン血症の程度に及ぼす影響を調べた。疫学的研究は,分娩後の乳牛におけるβ-ヒドロキシ酪酸(BHBA)濃度の上昇と,泌乳初期でのいくつかの疾患のリスク上昇と同様に繁殖のリスクとの間の関連の証拠を提供する。分娩後に乳牛に給与するエネルギー(EN)水準は,ケトン生成および分娩後の負のENバランスの程度に影響する。著者らの仮説は以下であった;乾乳期に給餌する高繊維EN調整飼料(C)は,高EN飼料(H)または,乾乳前期における同じEN調整飼料に続いて,クロースアップ期(分娩予定日の28日前から開始)にだけ中間レベルのENを給与する飼料のいずれかと比べて,分娩後最初の数週間の高ケトン血症の程度の低下をもたらす可能性がある。高ケトン血症を1.2mmol/L以上の血中BHBA濃度と定義した。2産以上のホルスタイン乳牛を乱塊法により登録し,個別のタイストールに収容した。すべての処置飼料は任意摂食で給餌し,モネンシンを含んだ。乳牛には,分娩後,同じ新鮮な乳牛飼料を給餌した。血液試料を分娩前後に毎週3回採取し,BHBAおよび非エステル化脂肪酸(NEFA)について分析した。乳成分,産乳量および乾物摂取量を記録し,ENバランスを計算した。乳組成と同様に,乾物摂取量,ENバランス,BHBAおよびNEFA濃度,産乳量およびEN補正乳量の結果についても,反復測定ANOVAを実施した。予測ENバランスは,C群において分娩後にマイナスが小さい傾向にあり,また,この群の乳牛は,分娩後最初の3週間,中間群およびH群の両方と比べて,高ケトン血症の発症が少なかった。分娩後のBHBAおよびNEFA濃度は,時間とともに,H群で最も高く,C群で最も低かったが,産乳量は分娩前のEN水準によって影響されなかった。乳脂肪酸組成の分析は,C群と比べて,H群では既製の脂肪酸の収量が高いことを示し,これは,Hを給餌した乳牛での高い脂質動員を示唆する。1-群のEN調整乾乳期アプローチは,分娩後の高ケトン血症の発症数および程度だけでなく,負のENバランスの程度も減少させた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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牛  ,  飼料一般  ,  その他の動物病 
物質索引 (1件):
物質索引
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